【9月24日（火）～30日（月）は「結核予防週間」】結核で命を落とす人は世界で年間約130万人。結核の脅威から、世界の子ども達のちいさな命を守りたい！ワクチンを贈るためのクラウドファンディング実施中。

認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)
https://shopping.nikkei.co.jp/projects/jcv2024

毎年9月24日～9月30日は、厚生労働省が定める「結核（結核・呼吸器感染症）予防週間」です。「認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会」（以下JCV）では、結核を始めとする感染症のワクチンをUNICEFと協力して途上国の子どもたちに届け、命と未来を守る「子どもワクチン支援」を行っています。WHOが昨年11月に発表した調査結果によれば、2022年に世界で約130万人が結核により命を落としています。その中には、小さな子ども達も多く含まれており、BCGワクチンの支援が必要とされています。
JCVでは現在、BCGワクチンをはじめとした、感染症のワクチンを途上国の子ども達に贈る、クラウドファンディングプロジェクトを実施中です。達成できれば、BCGワクチンなら16,600人以上の子ども達に贈り、結核の脅威から命を守ることができます。1,000円からご参加いただけるプロジェクトへの皆さまのあたたかいご協力をお待ちしています。
（特設サイト：https://shopping.nikkei.co.jp/projects/jcv2024）
【創設30周年「子どもワクチン募金」クラウドファンディングプロジェクト詳細】
●実施期間：　2024年7月8日（月）～10月31日（木）
●目標金額：　500,000円
●プラン一覧：　1,000円、3,000円、5,000円、10,000円から選択可（※1口から）
※ご寄付には税法上の優遇措置が適用され、確定申告により税控除を受けられます。
●特設サイト：日経未来ショッピング　https://shopping.nikkei.co.jp/projects/jcv2024
【感染症では世界第２位の死者を出している結核】
WHOが昨年11月に発表した「2023年世界結核(TB)報告書」によれば、2022年に結核に罹患した人は推定 1,060 万人と2021年より30万人増加した一方、亡くなった人は約130万人と10万人減少しました。また、2000年以降でみると、ワクチン接種を始めとする結核対策への世界的な取り組みにより、7,500 万人以上の命が救われた、とされています。それでも、結核は新型コロナウイルス感染症に次ぐ世界第２位の死者（2022年）を出している感染症であり、HIV、マラリアと並び世界3大感染症に数えられています。

【BCGワクチンで予防できる結核とJCVの支援】
結核の予防には、BCGワクチンの接種が非常に有効です。生後1歳までに接種することにより、発症は約50～75％、重篤な髄膜炎や全身性の結核は60～80％程度、罹患するリスクを減らすことができます。特に、医療体制が不十分な途上国では、子どもたちの命を守るために大きな効果を発揮しますが、未だ自国でワクチンを賄えない国は数多く、多くの子ども達が支援を必要としています。JCV でもこれまでにミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツ等の子ども達にBCGワクチンを届けてきました。2023年も、現地からの要請に基づき、16,000人分のBCGワクチンをブータンの子どもたちのために贈っています。