11月5日は「ごまの日」! ごまの廃棄ロスと国産ごま自給率向上への挑戦! 大阪老舗ごまメーカーの今
株式会社和田萬
株式会社和田萬
「世界中に本当のおいしさを届ける」
1883年創業のごま専門メーカー、株式会社和田萬(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:和田武大)の想いです。天下の台所・大阪天満で産声を上げ140余年。現在はごまの加工・販売はもちろん、ごまの廃棄ロス削減や国産ごまの自給率向上にも取り組んでいます。また2023年にはごまメニューが楽しめるカフェ「IRUAERU<イルアエル>」もオープンし、新たな可能性にもチャレンジしています。
11月5日は「ごまの日」です。それに際し、このPR TIMES STORYを通じて、和田萬のこれまでの歴史や現在の事業、そしてこれから私たちが取り組みたいこと、そして「ごまの今」を紹介させていただくことにしました。誰よりもごまに対して真摯に向き合っている私たちが、日々どのようなこと考え、望んでいるのか、知っていただけるとうれしいです。
株式会社和田萬ホームページ
https://www.wadaman.com
IRUAERUホームページ
IRUAERU <イルアエル> | シェアキッチン、カフェ、ワークショップ
テレビ出演情報!:関西テレビ「よ~いドン! おしえて! スゴ腕ワーカー」 11月8日(金) 放送予定!
https://www.wadaman.com/news/1529/
和田萬販売店「萬次郎蔵」
株式会社和田萬について
私たち和田萬は大阪府大阪市北区に本社を置くごまのこだわりメーカーです。いりごまをはじめ、油やドレッシング、ふりかけ、お菓子など、ごまを使用した約300種類の商品を製造・販売しています。
和田萬の製品は現在、米国をはじめ13カ国に輸出されており、売上の約20%を海外市場が占めています。特に米国・フランスでは30件以上の星付きシェフに、サラダやパスタ、ピザなどの創作料理にごまが取り入れられ、和田萬の焙煎技術が高い評価を受けています。また、2023年4月には本社の1Fにカフェ「IRUAERU」をオープンし、ごまラテやごまモナカなど美味しく健康に良い食事と、生活に関連するワークショップや絵画の展示通じて日常の幸せを感じてもらう場を提供するなど、新たな挑戦も始めています(写真)。
体験型カフェ「IRUAERU」
ごまのスイーツも楽しめる店内
ごまの廃棄ロス削減への挑戦から生まれた新商品「なんでもごまんぞく」
和田萬は現在、焙煎や加工の過程で発生するごまの廃棄ロスに挑んでいます。ごまの製造過程では、皮がめくれたり、土や枝が混ざったりするため、全体の15~20%が廃棄されるといいます。また、ごま油を製造する際には約70%が搾りかすとして廃棄されてしまいます。しかし、この搾りかすにはカルシウムなどの栄養が豊富に含まれており、廃棄するのはもったいなく、新たな食品として開発ができるのではないか、と和田萬では考えました。
そこでこれまで廃棄されてきた「ごま搾りかす」に再度火を入れ、しょうゆで味付けし、和え物やふりかけとして使える万能調味料「なんでもごまんぞく」を開発しました(写真)。この「なんでもごまんぞく」、炒める、混ぜる、かけるといったさまざまな調理法で手軽に使用でき、和風・洋風を問わず多様な料理に適しています。また、アミノ酸、酵母エキス、たん白加水分解物を使用していないため、健康を意識した方にもおすすめ。忙しい日々の食卓に、簡単で美味しい一品を提供する調味料として、発売直後から多くの方に支持されています。
ごま油の廃棄ロス問題から生まれた「なんでもごまんぞく」
このように、商品が家庭に届く前に食品製造の現場で発生する食品の廃棄ロス問題に対しても、社内で知恵を出しながら解決の方法を探して続けています。
0.03%からの挑戦―国産ごまの自給率向上に掛けるごま屋としての使命
0.03%。
この数字は、現在の日本におけるごまの自給率です。今や日本の食卓に欠かせない存在と言っても過言ではないごまですが、実はほとんどが海外からの輸入に依存しているのです。ごまは栽培の機械化が難しく、収穫の際に混在したごま以外の混雑物を取り除くために手作業が多くなり手間がかかることから、農家からは敬遠されがちです。
このまま生産者が減っていっては国産ごまが消滅してしまうー。
そんな危機感から、和田萬では自社でのごま栽培に取り組み始めました。2001年から社をあげて「国産ごまプロジェクト」を開始。最大の産地・鹿児島県喜界島をはじめ、主産地の九州、島根、兵庫、富山など20件前後の生産者に契約栽培をお願いし、開拓エリアを広げてきました。
そうした取り組みを続けた結果、現在では年間製造量は約15トン、国産ごまの生産の30%以上のシェアを獲得するまでとなりました。
また2009年からは、奈良県内で和田萬の社員とお客様といっしょにごまを育てる「ごまオーナー制度」を開始。社内とお客様で生産者の苦労や思いを共有することで、国産ごま栽培に対しての大きな輪をつくり続けています。
ごまはごま和えやごま豆腐など日本の食文化の中で使用されて続けたもの。日本食なのに海外産のごまばかりの世界では寂しい。少量でも国産ごまを育て続けることが、ごまメーカーである和田萬としての使命であり、日本の食文化を守るための重要な取り組みと位置付けているのです。
お客様といっしょに栽培をする「ごまオーナー制度」
和田萬の“志”―世界中に本当のおいしさを届ける
和田萬は、ごま一粒一粒と真剣に向き合い、焙煎技術を磨き続け、食べる人が幸せになる製品を届けたいという想いで日々活動しています。これを実現するために、以下の3つの柱を掲げています。
1. 畑で育てる
和田萬では、2001年に「国産ごまプロジェクト」を立ち上げ、2010年から自社でのごま栽培を始めました。ごま栽培が困難な日本で、品質と安全性を追求し、国産ごまの価値を高める取り組みを続けています。
2. 自家焙煎する
和田萬の焙煎技術は、厳選したナマのごまに火を入れることで、豊かな味と香りを引き出し、「命を吹き込む」仕事を行っています。高品質なごまを提供するため、焙煎の過程には徹底的なこだわりを持っています。
3. 伝える
和田萬は、ごまの美味しさや調理法を広める「説明係」でありたいと考えています。和食においてごまがいかに大切な存在かを伝え、日本の食文化を守りながら、ごまの価値を広める活動に力を入れています。
こうした取り組みを通じて、和田萬の志である「世界中に本当のおいしさを届ける」を実現したい。それが社員全員の想いです。
和田萬のこれから
和田萬は、日本の食文化と健康に貢献することを目指し、創業140年の歴史を超えて新しい挑戦に取り組んでいます。ごまの廃棄ロス削減や自給率向上を通じて、和田萬は伝統と革新を両立しながら、ごまの可能性を広げる活動を続けています。
これからも和田萬は、ごまを通じて世界中の人々に喜びと健康を提供する企業であり続けたい、そう考えています。
【会社概要】
社名:株式会社和田萬
本社所在地:大阪市北区菅原町9-5
代表取締役:和田武大
事業内容:ごまの製造・販売。国産ごま取り扱い日本一!
創業:1883年
HP:https://www.wadaman.com
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株式会社和田萬
「世界中に本当のおいしさを届ける」
1883年創業のごま専門メーカー、株式会社和田萬(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:和田武大)の想いです。天下の台所・大阪天満で産声を上げ140余年。現在はごまの加工・販売はもちろん、ごまの廃棄ロス削減や国産ごまの自給率向上にも取り組んでいます。また2023年にはごまメニューが楽しめるカフェ「IRUAERU<イルアエル>」もオープンし、新たな可能性にもチャレンジしています。
11月5日は「ごまの日」です。それに際し、このPR TIMES STORYを通じて、和田萬のこれまでの歴史や現在の事業、そしてこれから私たちが取り組みたいこと、そして「ごまの今」を紹介させていただくことにしました。誰よりもごまに対して真摯に向き合っている私たちが、日々どのようなこと考え、望んでいるのか、知っていただけるとうれしいです。
株式会社和田萬ホームページ
https://www.wadaman.com
IRUAERUホームページ
IRUAERU <イルアエル> | シェアキッチン、カフェ、ワークショップ
テレビ出演情報!:関西テレビ「よ~いドン! おしえて! スゴ腕ワーカー」 11月8日(金) 放送予定!
https://www.wadaman.com/news/1529/
和田萬販売店「萬次郎蔵」
株式会社和田萬について
私たち和田萬は大阪府大阪市北区に本社を置くごまのこだわりメーカーです。いりごまをはじめ、油やドレッシング、ふりかけ、お菓子など、ごまを使用した約300種類の商品を製造・販売しています。
和田萬の製品は現在、米国をはじめ13カ国に輸出されており、売上の約20%を海外市場が占めています。特に米国・フランスでは30件以上の星付きシェフに、サラダやパスタ、ピザなどの創作料理にごまが取り入れられ、和田萬の焙煎技術が高い評価を受けています。また、2023年4月には本社の1Fにカフェ「IRUAERU」をオープンし、ごまラテやごまモナカなど美味しく健康に良い食事と、生活に関連するワークショップや絵画の展示通じて日常の幸せを感じてもらう場を提供するなど、新たな挑戦も始めています(写真)。
体験型カフェ「IRUAERU」
ごまのスイーツも楽しめる店内
ごまの廃棄ロス削減への挑戦から生まれた新商品「なんでもごまんぞく」
和田萬は現在、焙煎や加工の過程で発生するごまの廃棄ロスに挑んでいます。ごまの製造過程では、皮がめくれたり、土や枝が混ざったりするため、全体の15~20%が廃棄されるといいます。また、ごま油を製造する際には約70%が搾りかすとして廃棄されてしまいます。しかし、この搾りかすにはカルシウムなどの栄養が豊富に含まれており、廃棄するのはもったいなく、新たな食品として開発ができるのではないか、と和田萬では考えました。
そこでこれまで廃棄されてきた「ごま搾りかす」に再度火を入れ、しょうゆで味付けし、和え物やふりかけとして使える万能調味料「なんでもごまんぞく」を開発しました(写真)。この「なんでもごまんぞく」、炒める、混ぜる、かけるといったさまざまな調理法で手軽に使用でき、和風・洋風を問わず多様な料理に適しています。また、アミノ酸、酵母エキス、たん白加水分解物を使用していないため、健康を意識した方にもおすすめ。忙しい日々の食卓に、簡単で美味しい一品を提供する調味料として、発売直後から多くの方に支持されています。
ごま油の廃棄ロス問題から生まれた「なんでもごまんぞく」
このように、商品が家庭に届く前に食品製造の現場で発生する食品の廃棄ロス問題に対しても、社内で知恵を出しながら解決の方法を探して続けています。
0.03%からの挑戦―国産ごまの自給率向上に掛けるごま屋としての使命
0.03%。
この数字は、現在の日本におけるごまの自給率です。今や日本の食卓に欠かせない存在と言っても過言ではないごまですが、実はほとんどが海外からの輸入に依存しているのです。ごまは栽培の機械化が難しく、収穫の際に混在したごま以外の混雑物を取り除くために手作業が多くなり手間がかかることから、農家からは敬遠されがちです。
このまま生産者が減っていっては国産ごまが消滅してしまうー。
そんな危機感から、和田萬では自社でのごま栽培に取り組み始めました。2001年から社をあげて「国産ごまプロジェクト」を開始。最大の産地・鹿児島県喜界島をはじめ、主産地の九州、島根、兵庫、富山など20件前後の生産者に契約栽培をお願いし、開拓エリアを広げてきました。
そうした取り組みを続けた結果、現在では年間製造量は約15トン、国産ごまの生産の30%以上のシェアを獲得するまでとなりました。
また2009年からは、奈良県内で和田萬の社員とお客様といっしょにごまを育てる「ごまオーナー制度」を開始。社内とお客様で生産者の苦労や思いを共有することで、国産ごま栽培に対しての大きな輪をつくり続けています。
ごまはごま和えやごま豆腐など日本の食文化の中で使用されて続けたもの。日本食なのに海外産のごまばかりの世界では寂しい。少量でも国産ごまを育て続けることが、ごまメーカーである和田萬としての使命であり、日本の食文化を守るための重要な取り組みと位置付けているのです。
お客様といっしょに栽培をする「ごまオーナー制度」
和田萬の“志”―世界中に本当のおいしさを届ける
和田萬は、ごま一粒一粒と真剣に向き合い、焙煎技術を磨き続け、食べる人が幸せになる製品を届けたいという想いで日々活動しています。これを実現するために、以下の3つの柱を掲げています。
1. 畑で育てる
和田萬では、2001年に「国産ごまプロジェクト」を立ち上げ、2010年から自社でのごま栽培を始めました。ごま栽培が困難な日本で、品質と安全性を追求し、国産ごまの価値を高める取り組みを続けています。
2. 自家焙煎する
和田萬の焙煎技術は、厳選したナマのごまに火を入れることで、豊かな味と香りを引き出し、「命を吹き込む」仕事を行っています。高品質なごまを提供するため、焙煎の過程には徹底的なこだわりを持っています。
3. 伝える
和田萬は、ごまの美味しさや調理法を広める「説明係」でありたいと考えています。和食においてごまがいかに大切な存在かを伝え、日本の食文化を守りながら、ごまの価値を広める活動に力を入れています。
こうした取り組みを通じて、和田萬の志である「世界中に本当のおいしさを届ける」を実現したい。それが社員全員の想いです。
和田萬のこれから
和田萬は、日本の食文化と健康に貢献することを目指し、創業140年の歴史を超えて新しい挑戦に取り組んでいます。ごまの廃棄ロス削減や自給率向上を通じて、和田萬は伝統と革新を両立しながら、ごまの可能性を広げる活動を続けています。
これからも和田萬は、ごまを通じて世界中の人々に喜びと健康を提供する企業であり続けたい、そう考えています。
【会社概要】
社名:株式会社和田萬
本社所在地:大阪市北区菅原町9-5
代表取締役:和田武大
事業内容:ごまの製造・販売。国産ごま取り扱い日本一!
創業:1883年
HP:https://www.wadaman.com
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(2024/11/05 12:30)
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