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[イベント開催] 2024年度 大阪保健医療大学 シリーズ公開講座「ことばと聴こえを科学する」を開催

学校法人福田学園
シリーズ公開講座「ことばと聴こえを科学する - 発音と聴覚の仕組みを学ぶ全3回シリーズ」- 大阪保健医療大学 主催 - 12/15、2/22に開催




大阪保健医療大学(大阪市北区・石倉 隆 学長)言語聴覚専攻科は、「ことばと聴こえ」に関するシリーズ公開講座を開催しています。

普段なにげなく使っていることば。話すことと聞くことはコミュニケーションの根源です。本講座では、本学教員やゲストスピーカー、臨床現場で活躍している修了生がことばや聴こえ、コミュニケーション支援についてお話しします。アカデミックな内容から支援の方法まで、言語聴覚療法の実際を含め、ことばと聴こえを科学的な視点からわかりやすく解説します。

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こんな方におすすめ
・小学校教員・保育士・放課後デイ職員・児童発達支援事業所スタッフ
・音声学や言語学に興味のある大学生
・子供の発達に興味のある方
・お子さんの発音が気になるお母さん
・介護をされているご家族
・言語聴覚士に興味のある方、めざしている方
※興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

▼第2回 シリーズ公開講座 詳細

子どもがことばを覚え、音声言語を身につけていくために聴覚の機能は欠かせません。また、近年、難聴(聴覚障害)が認知症の大きなリスク因子であるということが明らかになってきています。乳児期から老年期までどの時期においても、聴覚機能に障害が生じると様々なことに影響を及ぼします。
言語聴覚士は、対象者の方の聴こえの状態を評価し、その方の生活や人生を視野に入れてあらゆる支援策を考えます。

今回は、難聴(聴覚障害)の原因や特徴、対応方法について解説し、支援策として最も用いられている補聴器についてお話しします。使用し始めるべき時期や選び方のポイント、正しい使用方法のほか、日頃の疑問にもお答えします。


当日の講師

【ゲストスピーカー】
竹田 利一 氏東神実業株式会社営業統括本部取締役部長 / 一般社団法人日本補聴器販売店協会常務理事 / 認定補聴器技能者
補聴器調整の豊富な知識や技術、ご経験をもとに、
認定補聴器技能者のための講習会で講師を歴任。
また、医師をはじめ医療従事者や教育関係者、一般の方を対象とする講演では、補聴器に関する専門的知識をはじめ、補聴器の正しい使い方や活用法などをわかりやすく解説。





福田 信二郎香川大学大学院医学系研究科機能構築医学専攻 博士(医学)を修了。言語聴覚士。
大学病院勤務を経て、現在は大阪保健医療大学 言語聴覚専攻科教員として勤務。引き続き大学病院の耳鼻咽喉科で、聴覚障害児(者)の支援に携わっている。



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プログラム内容
言語聴覚士の仕事は、まだ広く知られているわけではありません。「言語聴覚士はどこでどのようなことをしているの?」そういった疑問をお持ちの方に、言語聴覚士について知っていただくための講座です。
プレゼンターは全員本学修了生で、急性期病院や回復期病院、小児領域の施設などで臨床に携わっている現役言語聴覚士です。講座では、対象者の方のお話も含め、できるだけ具体的に臨床現場の日常をお伝えいただきます。

※自然災害を考慮し、当日の開催や内容を変更する場合があります。開催状況につきましては、大阪保健医療大学公式HPまたは言語聴覚専攻科HPで随時ご案内しますので、ご確認ください。

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- 参加申込方法:お申し込みフォームからお申し込みください。(事前予約制)
- 当日の申し込みは フリーダイヤル 0120-581-834 まで。
- 参加定員:150名
- 参加費用:無料
- 主催:大阪保健医療大学 公開講座委員会
- アクセス:大阪メトロ 谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅、JR東西線「大阪天満宮」駅、大阪メトロ 谷町線・堺筋線「南森町」駅 各駅下車徒歩約10分

過去の公開講座
11月16日に開催した『シリーズ公開講座 第1回』は、多数の方にご参加いただきました。ぜひ、シリーズ公開講座第2回、第3回もたくさんの方のご参加お待ちしております。




音声学から見る発音について説明がありました

ストローを使って、口腔機能を高める体操を体験しました


講座終了後には参加者の方から質問が寄せられました

公開講座終了後、更に内容を掘り下げた体験プロク゛ラムも実施

参加者の声
・科学的な視点での言葉をみたことがなかったので参考になりました。
・「い」と「う」の違いについて、他の音でも自分で発音してみてどこまでが許容範囲なのか試 してみようと思いました。それをリハビリにもいかしていきたいです。
・発音には許容範囲があることや、気流を妨害する位置や程度によって発音が変わる仕組みを知ることができてとても勉強になりました。
・音声認識の分析法があることを知りませんでした。見えない部分を見えるようにして介入していくというのはとても有用だと感じました。
・なるほど!と感じることが多く、今後の支援へいかしていきたいなと思います!ご家族様へも提案してみようと思います。
・発音について解かりやすくとてもためになりました。また、舌の運動の大事さ、また難しさも子どもにとって大事だと思いました。
・子どもの発達などから練習も様子もわかりました。
・子供がどの程度でぶくぶくがクリアできるか、口腔の認識ができるかについて興味深かったです。
・今、サ行・カ行両方ができない子を担当していてなかなかうまく誘導できず悩んでおりました。先生に色々なやり方を教えていただき、生かしたいと思います。ありがとうございました。
・放課後デイサービスの現場で活かせそうな知識を聞くことができ、勉強になった。


本学 言語聴覚専攻科は、4年制大学卒業者を対象とした2年課程で、患者様に寄り添える「心あるST」、「現場で役に立てるST」を目指し養成教育を行っています。
言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist : ST)は、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)と並ぶリハビリテーションの専門職であり、社会的ニーズの非常に高い医療従事者です。言語聴覚障がいに関する専門的な知識と技術をもち、障がいをもつ患者様がより豊かな人生を送れるよう支援します。