過度なスマホ依存で脳機能低下
デジタル認知症
◇スマホと距離を置く
デジタル認知症に陥る可能性を低くするには、機器から距離を置くことだ。そのためには使用時間などで明確なルールを定めるだけでなく、メタルールと言って、ルールを破ったときの罰則も決めておく。また、その時間にできたはずの勉強や趣味など有意義な行動を考え、次はそれらを実践してみるように心掛けるのも大事だという。
「デジタル機器と一体化するのではなく、勉強やビジネスのための、あくまで一つのツールとして使い道をはっきりさせて、それ以外で使わないようにすることです」とデジタル機器との理想的な関係を墨岡院長は説く。それがデジタル認知症のリスクを遠ざけておく第一歩のようだ。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
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(2017/02/27 12:13)