Dr.純子のメディカルサロン

男女が心地よく働ける社会に向けて

 ヘルスコミュニケーション」のコーナーでご紹介した、第6回ポジティブサイコロジー医学会学術集会では、「男女が心地よく働くために必要なことを考えていこう」というテーマでシンポジウムを開きます。

 私はこの2年間、女性医師の継続就労問題を文部科学省の予算を使って調べてきました。シンポジウムではその調査結果を踏まえながら、働く専門職の女性たちが抱える問題とその解決の糸口を探ります。

 パネリストとして、昭和女子大学の坂東眞理子理事長、「時事メディカル」でもおなじみの久保田崇立命館大大学院教授、男性学で最近注目の田中俊之大正大准教授にご登壇いただきます。

 久保田教授は岩手県陸前高田市の副市長を務めましたが、その直前は内閣府職員として若者の就労支援に携わってこられました。シンポジウムではそのお話も聞けるのではないかと思います。

 シンポジウムは11月25日(土)午後1時40分から、慶応大日吉キャンパスで開きます。入場無料。どなたでも参加できます。事前申し込みも不要ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。(文 海原純子)


関連記事はこちら → 「ポジティブサイコロジー」とは(前野隆司慶応大大学院教授)

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