子どもにもある高血圧
早期にコントロールを
▽家族みんなで減塩
病気などの原因が無い場合は、適切な運動と食生活の改善を行う。血圧は塩分の摂取量に影響されやすいため、高橋教授は「食事を薄味にし、塩分を取り過ぎないことが大切です」と話す。
減塩のこつは、子どもの食事だけを薄味にするのではなく、家族全員で取り組むことだという。「子どもに塩分制限なんて、と思いがちですが、家族の健康にもつながります」と高橋教授。
子どもの血圧は成長とともに変化するため、高血圧の判定基準値は年代ごとに設定されている。高橋教授は「成人同様、肥満は高血圧のリスクを高めます。家庭でも子どもの血圧を意識しながら日常生活を改善してみてください」とアドバイスしている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
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(2018/11/12 06:00)