一流の流儀 「追い込みの女王」AYA クロスフィットトレーナー

(第1回)シックスパックは誰にもある!
結果出せるかは自分次第

   
 AYAさんは「体を変えたいならば」と前置きして、気持ちの持ちようがいかに大切かを語る。
 「ワークアウトをしている時に『つらいな』『やめたいな』という気持ちは誰にも襲ってきます。目の前にまだ100回以上もやらなければならないメニューが残っているとしたら、つらくて心が折れそうになるじゃないですか。だから、ちょっとチート(怠けること)してしまおうと思ったりもする。数を減らしたり、負荷を軽くしたりして、早く終わらせようする。こんなふうに、誰でも楽な方に走りたくなります。でも、そこで、その気持ちに勝つか負けるかで体が変わる。運動だけでなく、食生活も同じです。野菜だけでなく、肉も食べたい、お酒も飲みたいという欲求に負けていたら、体は変わりません」
 トレーニングとの向き合い方で、その人間全部が見えるとも話す。「トレーニングで悪知恵を働かせてチートしているとすれば、その人は人生のいろいろな場面でも同じことをしているでしょう。それではシックスパックにならないです」とAYAさんは力を込める。
 AYAさんの姿に憧れ、「シックスパックにしたい」と言って門をたたく人が少なからずいる。「体を変えたい」という意志を示したのに、ダラダラとやっている人に対しては、良くなってもらいたいという気持ちから、厳しく言うこともある。
 「人間は持って生まれたもので生きるしかないけれど、努力は誰でも平等にできる。するかしないかはあなた次第だよ。できるのになぜやろうとしないの?努力しようとしないなら、いつまでもそこにいればいいじゃん」(ジャーナリスト・横井弘海)

→〔第2回へ進む〕「追い込みの女王」への道=クロスフィットとの出合い

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