一流の流儀 「追い込みの女王」AYA クロスフィットトレーナー
(第10回)隠さずに見せよう
日本人は自信がなさ過ぎ
AYAさんのスーパーボディーを包むへそ出しファッションは、今や若い女性たちの憧れだ。そのAYAさんがインスパイアされる毎年のロサンゼルス(LA)詣で。現地のファッションを見るのも楽しみにしている。クロスフィット発祥の地LA。この街では、AYAさんと同じようにフィットネスのウエアを格好よく着こなし、おへそを出してサングラスをかけ、「今から運動に行くのかしら」といういでたちでカフェでおしゃべりをしていたりする光景が普通だという。
「誰もが運動することが当たり前になっているLAでは、フィットネスウエアを着こなすことがファッションとして成立しているのです。周りを見ると、フィットな人が多く、なぜこんなに格好いい人ばかりいるのかと驚きます」
「日本では考えられない光景を見ました。ズボンの代わりにはいているのがジャージー。けれど、格好いい。ちょっと露出気味だったりするが、自分の鍛えた体に自信を持って服を着こなしているところが素敵です」と、感心するAYAさん。
一方、日本ではそういう人たちは少ないようだ。AYAさんはこう疑問を投げ掛ける。「日本人は少し決めつけ過ぎていませんか? こういう洋服を着るのはこういう体形でなければならない、とか。太っていれば、服で覆ってかわいく見せようとする。Aラインのスカートをはいて足を細く見せる、とか。そうではなくて、出している方がよほど格好いいのに、と思うのですが」
(2018/06/26 10:18)