固定薬疹〔こていやくしん〕 家庭の医学

 原因薬剤を摂取するたびに、皮膚や粘膜の同一部位に限局してあらわれる薬疹です。催眠鎮静薬、解熱鎮痛薬、抗菌薬、狭心症薬など、さまざまな薬剤が原因となります。通常原因薬剤の中止により改善します。


(執筆・監修:東京大学 名誉教授/JR東京総合病院 名誉院長 髙戸 毅)
(執筆・監修:自治医科大学附属さいたま医療センター 総合医学第2講座 教授〈歯科口腔外科学〉 森 良之)