匐行性角膜潰瘍〔ふくこうせいかくまくかいよう〕
[症状]
角膜に傷があり、そこにブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌、緑膿菌などが感染して起こります。強い目の痛み、まぶしさ、流涙(りゅうるい)、まぶたのはれなどを伴います。
[治療]
早期に抗菌薬治療をおこなう必要があります。細菌検査で病原菌がわかれば、それに対する有効な抗菌薬の投与をおこないます。進行して角膜に孔(あな)があいた場合は、炎症が眼球全体に及び失明のリスクを伴います。
角膜に傷があり、そこにブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌、緑膿菌などが感染して起こります。強い目の痛み、まぶしさ、流涙(りゅうるい)、まぶたのはれなどを伴います。
[治療]
早期に抗菌薬治療をおこなう必要があります。細菌検査で病原菌がわかれば、それに対する有効な抗菌薬の投与をおこないます。進行して角膜に孔(あな)があいた場合は、炎症が眼球全体に及び失明のリスクを伴います。
(執筆・監修:慶應義塾大学 教授〔眼科〕 根岸 一乃)