神経の外傷〔しんけいのがいしょう〕
刃物などで傷をつけ、神経を切ることがあります。傷がなくても、神経が引き伸ばされて神経を損傷することがあります。肩に重い物が落ちてきたときや上肢が機械にはさまれ、肩や上肢が横に引き伸ばされたようなときに、手や腕がまひすることがあります。また、ひどい振動を受けたときにも、神経まひを起こしたりします。
指の切り傷では知覚の神経が切れますが、細いものでは自然に伸びて知覚がもとに戻ることが多いです。神経は1日に1mm伸びるといわれています。しかし、太い神経が切れたときは神経縫合(ほうごう)をおこなう必要があります。
また、神経に異常がなくても精神的な問題で神経まひを起こすこともあります(精神性神経まひ)。これらの多くは、医師の正確な診断や、各種の検査で区別がつきます。
指の切り傷では知覚の神経が切れますが、細いものでは自然に伸びて知覚がもとに戻ることが多いです。神経は1日に1mm伸びるといわれています。しかし、太い神経が切れたときは神経縫合(ほうごう)をおこなう必要があります。
また、神経に異常がなくても精神的な問題で神経まひを起こすこともあります(精神性神経まひ)。これらの多くは、医師の正確な診断や、各種の検査で区別がつきます。
(執筆・監修:八戸市立市民病院 事業管理者 今 明秀)