白ろう病〔はくろうびょう〕

 電動ハンマーやチェーンソーなどの振動により自律神経に障害を起こし、手・指などの動脈の血液循環がわるくなるものです。白ろう病といわれ、指や手の血行がわるくなり蝋燭(ろうそく)のように白くなる職業病の一つです。
 振動機械を使用する人の作業時間が制限され、この病気になる人は最近、少なくなってきました。法律により、早期予防・発見のため、特殊健康診断をおこなうことが義務づけられています。

(執筆・監修:八戸市立市民病院 事業管理者 今 明秀)
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