爪の損傷〔つめのそんしょう〕
■爪下血腫(そうかけっしゅ)
指先をはさんだりすると、爪の下に血液がたまって黒色に変化することがあります。しばしば骨折を伴います。
【治療】
痛みが強いため、爪に小さな孔(あな)をあけて血腫を出します。血腫を除去しておかないと、やがて爪下の皮膚(爪床:そうしょう)が変性して、爪の変形が残ることがあります。
■爪剥脱(つめはくだつ)
爪がはがれた状態です。
【治療】
爪の付け根にある組織(爪母〈そうぼ〉)が残っていれば、爪は再生します。はがれた爪が残っていれば、爪を戻して固定します。
指先をはさんだりすると、爪の下に血液がたまって黒色に変化することがあります。しばしば骨折を伴います。
【治療】
痛みが強いため、爪に小さな孔(あな)をあけて血腫を出します。血腫を除去しておかないと、やがて爪下の皮膚(爪床:そうしょう)が変性して、爪の変形が残ることがあります。
■爪剥脱(つめはくだつ)
爪がはがれた状態です。
【治療】
爪の付け根にある組織(爪母〈そうぼ〉)が残っていれば、爪は再生します。はがれた爪が残っていれば、爪を戻して固定します。
(執筆・監修:埼玉医科大学 教授〔形成外科・美容外科〕 時岡 一幸)