大阪公立大学の研究グループは7日、健康診断などで用いられる胸部X線検査の画像から、人工知能(AI)が心臓弁膜症かどうかを推定するモデルを開発したと発表した。実用化されれば、専門医らが超音波検査で行っている心臓弁膜症の診断をAIで補完できるといい、医療過疎地域や夜間救急外来などでの活用が期待される。論文は同日、オンライン国際学術誌ランセット・デジタル・ヘルスに掲載された。 (C)時事通信社