大阪府と大阪市によるカジノを含む統合型リゾート(IR)整備計画を巡り、民間団体「ギャンブル依存症問題を考える会」は13日、観光庁に対して不服を申し立てる審査請求を行った。IR事業者である米MGMリゾーツ・インターナショナルがオンラインカジノによる犯罪収益を取り込んでいる可能性があるとして、計画の認定を取り消すべきだと訴えている。
 考える会は同日、東京都内で記者会見し、田中紀子代表は「(依存症で)被害者も出ている。お金の流れを明らかにしてほしい」と述べた。 (C)時事通信社