厚生労働省は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に備えて病床を確保する医療機関に支給している「病床確保料」について、2020~21年度に計約504億円を過大に交付していたと発表した。補助対象外となる患者の退院日について、医療機関側が誤って算入したケースが9割超を占めた。厚労省は全額の返還を求める方針。 (C)時事通信社