スポーツ庁は22日、小学5年と中学2年の2023年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(全国体力テスト)の結果を公表した。実技テスト8種目の成績を点数化した体力合計点は19年度以降下がり続けていたが、男子が小中ともに上昇に転じた。女子は小学生が横ばいで、中学生が08年度の調査開始以来、過去最低となった。
 新型コロナウイルスの影響による行動制限が緩和され、体を動かす機会が増えたことなどから、スポーツ庁は全体的には回復基調とみている。 (C)時事通信社