ファイザーは本日(1月18日)、「妊婦への能動免疫による新生児および乳児におけるRSウイルス(RSV)を原因とする下気道疾患の予防」を適応とする組み換えRSVワクチン(商品名アブリスボ筋注用)について、製造販売承認を取得したと発表した。
同ワクチンは、国内初の母子免疫ワクチンであり、妊婦への接種により母体のRSVに対する中和抗体価が高まり、その胎児への移行を介して出生児から乳児におけるRSVを原因とする下気道疾患の予防が期待される。
今回の承認は、妊婦および出生児を対象とした第Ⅲ相MATISSE試験の中間解析結果に基づく(関連記事「RSウイルスの母子免疫ワクチン、有効率は82%」「RSV母子免疫ワクチンが承認、小児医療に変革」)。