宝ホールディングス(HD)=2023年4~12月期連結業績は減収減益。海外での酒類や日本食材の販売が増加したが、新型コロナウイルスの5類移行に伴う検査関連製品の販売減少や海外経済不況の影響を受けたライフサイエンス研究市場の低迷が響き、減益となった。
国内向けでは、ソフトアルコール飲料や原料用アルコールの販売が増加。海外向けでは米国や欧州で日本食材卸事業の売上高が増加し、米国や英国でウイスキーや清酒も堅調だった。
24年3月期の通期業績予想は据え置いた。(C)時事通信社
〔決算〕宝HD、4~12月期は減収減益=コロナ検査製品の販売減などで
(2024/02/14 19:21)