筑邦銀行は16日、取引先の医薬品開発などを手掛ける「ボナック」(福岡県久留米市)が9日付で福岡地裁に破産手続き開始の申し立てを行ったことに伴い、同社に対する債権計3億8500万円に取り立て不能または遅延の恐れが生じたと発表した。筑邦銀は、この債権が担保・引当金等で全額保全されているとして、2024年3月期の業績予想を変更しない。 (C)時事通信社