政府は12日の閣議で、育児・介護休業法などの改正案を決定した。子どもが3歳になるまで従業員がテレワークを利用できるよう、2025年4月から企業に努力義務を課すことが柱。仕事と育児、介護が両立しやすい環境整備を進める。
 このほか、子どもが3歳になるまで申請できる残業免除は、小学校就学前までに拡充。子どもを看病する際に使える休暇制度は、小学校就学前から小学校3年生までに延長した上、入園式や卒園式などでも取得できるようにする。 (C)時事通信社