26日の東京株式市場で小林製薬の株価が一時、前日比356円(7%)安の4700円まで下落した。紅麹関連製品の購入者が腎疾患で死亡していたことが明らかになり、売りが加速した。同社製の紅麹を原料とする他社製品の回収も広がり、「損失負担がどこまで膨らむか分からないといった不安も出た」(大手証券)とされる。ただ、25日も株価が1000円(16%)下落したため、売り一巡後は値頃感から買いも入り、小幅高で終わった。 (C)時事通信社