【コペンハーゲンAFP時事】デンマーク保健省は3日、人工妊娠中絶が可能な期間を現行の妊娠12週から18週までに延長する方針を発表した。15~17歳については保護者の同意なしで中絶を行うことも認める。国会に法案を提出し、賛成多数で可決される見通し。可決後は2025年6月に施行する。
 一部の国々では中絶を制限する動きが出ているが、ローデ保健相は「女性の決定権を強化する時だ」と説明。デンマーク医師会長は地元メディアに「女性が、なすべきことを考える権利と時間を持てるようになる」と語った。 (C)時事通信社