武田薬品工業が米国で1000人程度の人員を削減する方針であることが2日、分かった。カリフォルニア州サンディエゴの研究所を閉鎖するほか、複数の拠点で人員を減らす。主力製品の特許切れに伴う利益率の低迷を受け、構造改革を進める。
 武田は同日、日本でも希望退職を募ると発表した。「今後労働組合と検討を重ねる」としており、詳細は決まっていないという。 (C)時事通信社