<11月12日は「皮膚の日」>製薬会社サノフィが特設ページ「なりたい皮膚の相談室」を公開
サノフィ株式会社
かゆみは異常を知らせるサイン、皮膚を見直すきっかけに
サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩屋孝彦、以下「サノフィ」)は、11月12日(いいひふ)「皮膚の日」である本日、アレルギー疾患情報サイト「アレルギーi」に特設ページ「なりたい皮膚の相談室」(https://www.allergy-i.jp/kayumi/topics/naritaihifu-soudan/)を公開しました。慢性的なかゆみを伴う皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎・結節性痒疹(けっせつせいようしん)・特発性の慢性蕁麻疹について、自身の皮膚を見直すきっかけとなるさまざまな情報を発信いたします。
■人間の生命を維持するために欠かせない「皮膚」の役割
皮膚は人間の体全体を覆う「人体最大の臓器」です。病原体や物理的・化学的刺激などから体を守る、汗を分泌して体温の調節をする、温度や痛み・かゆみといった感覚をとらえるなどさまざまな役割を担っています。普段はあまり意識されていないかもしれませんが、人間の生命を維持するために欠かせない機能です。
■我慢しがちな「かゆみ」と日常生活への影響
例えば、かゆみは体の異常を知らせる防御反応です。かゆみには、虫刺されや異物の付着など体の外部から受けた異常を知らせる一時的なもの、体の内部の炎症を知らせる慢性的なものがあります。慢性的にかゆみを伴う皮膚疾患には、アトピー性皮膚炎や結節性痒疹(けっせつせいようしん)、特発性慢性蕁麻疹などがあります。
特に慢性的に続くかゆみは、睡眠を妨げ生活の質(QOL)に影響したり、日常生活に必要な集中力・判断力・作業能率にも大きく影響したりします。ところが、かゆみは痛みなどに比べて通院せず我慢するケースも多く、長くかゆみと向き合い日常生活に影響を及ぼしていても、それが「当たり前」になってしまっている方もいます。
■疾患啓発特設ページ「なりたい皮膚の相談室」を公開
サノフィは「皮膚の日」をきっかけにご自身の皮膚の状態を改めて意識し、改善できる可能性およびQOLが向上する可能性に気付いてほしいという思いから、運営するアレルギー疾患関連サイト「アレルギーi」に、特設ページ「なりたい皮膚の相談室」を開設しました。
また、かゆみなどの皮膚の不調と長く向き合うことが多いアトピー性皮膚炎、結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹について、さまざまな最新情報を発信していきます。
【アレルギーi 特設ページ「なりたい皮膚の相談室」】
https://www.allergy-i.jp/kayumi/topics/naritaihifu-soudan/
<コンテンツ>
・かゆみの原因
・皮膚の役割
・代表的な皮膚疾患
(アトピー性皮膚炎、痒疹、蕁麻疹)
▲アレルギーi特設ページ「なりたい皮膚の相談室」(https://www.allergy-i.jp/kayumi/topics/naritaihifu-soudan/)
・かゆみのストレス
(勉強・受験、スポーツ、仕事、睡眠などへの影響)
・進化している治療法
現在の治療環境について皮膚科医からのメッセージ動画
-大人のアトピー性皮膚炎の患者さんへ
-アトピー性皮膚炎のお子さんをもつ保護者の方へ
・医療機関検索 等
▲「なりたい皮膚の相談室」QRコード
■「皮膚の日」における疾患啓発活動
・株式会社ベネッセコーポレーション『サンキュ!』12月号(2024年10月25日発売)
オンライン記事(公開中):https://39mag.benesse.ne.jp/lifestyle/content/?id=193391
・株式会社扶桑社『ESSE』12月号(2024年11月1日発売)
オンライン記事(公開中):https://esse-online.jp/articles/-/30325
・FMラジオ局「J-WAVE(81.3MHz)」
WEBメディア「JーWAVE NEWS」 (公開中): https://news.j-wave.co.jp/2024/11/content-3427.html
皮膚の日に際し、実際にかゆみを伴う皮膚疾患を診察されている皮膚科医の江藤先生からは以下のようなコメントをいただきました。
江藤隆史先生
あたご皮膚科 副院長
1977年東京大学工学部数工学科卒、1985年東京大学医学部卒、東京大学皮膚科助手、ハーバード大学病理学教室研究員、東京大学皮膚科講師・病棟医長を経て、1994年東京逓信病院皮膚科医長、1998年皮膚科部長、2015年に副院長。現在は皮膚科専門医院のあたご皮膚科の副院長。0~100歳の患者さんの皮膚を診察するかたわら、患者会支援やテレビや雑誌などを通じて、アトピー性皮膚炎など、皮膚科の病気の啓発活動にも熱心に取り組んでいる。
日本臨床皮膚科医学会会長、日本アレルギー友の会
つるつるもちもちを目指せる治療環境に変化し、かゆみが無い生活を実現できる可能性がある
「なりたい皮膚」をイメージして皮膚科に伝えてみてほしい
私は皮膚科医としてかゆみを伴う疾患であるアトピー性皮膚炎や結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹などの患者さんを診察しています。かゆみは体の内外の異常を知らせるサインです。かゆみがある状態は決して「当たり前」ではありません。ところが、患者さんの中には、慢性的なかゆみと長く向き合っているうちに、かゆみがあることが日常的になっている方がいらっしゃいます。かゆみが原因で仕事や勉強に集中できなかったり、睡眠に影響がでていたりと生活の質が下がっていても、それすら普通に感じてしまっているようです。医師から見ると、もっと良い皮膚の状態を目指せるのに、と思うこともあります。
現在、アトピー性皮膚炎や結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹の治療環境は変化しています。かゆみのメカニズムが解明されたことで治療選択肢が増えており、既存治療で症状がコントロールできなかった方、過去に治療を諦めてしまっていた方も、皮膚の状態を変えられる可能性があります。つるつるもちもちとした皮膚になることも不可能ではありません。また、日常生活に影響を及ぼしていたかゆみをしっかり治療することで、ぐっすり朝まで寝たり、おしゃれを楽しんだり、仕事や勉強に集中たりと、かゆみがない生活を実現できる可能性があるのです。
治療環境が変わった今だからこそ、一度自分の皮膚を見直して「なりたい皮膚」、理想のゴールをイメージしてみてください。そしてぜひ皮膚科の医師に伝えてください。診察室でお話しを伺うと、患者さんと医師で治療のイメージやゴールが異なっていることがあります。それを防ぐためにも患者さんが思う「なりたい皮膚」を医師と共有し、近づくためにどのようなステップを踏んでいけるのかすり合わせていく必要があります。患者さんと医師は一つのチームです。一緒に理想のゴールを目指していきましょう。
サノフィではかゆみを伴う皮膚疾患の患者さん一人ひとりが、それぞれ最適な治療方法に巡り合いより良い日常生活を送れるよう、今後も啓発活動や、疾患や治療に関する最新情報の発信に努めてまいります。
アトピー性皮膚炎について
アトピー性皮膚炎は湿疹の一種で、発疹をはじめとする症状を伴う慢性炎症性疾患です[1,2,3,4]。中等症から重症のアトピー性皮膚炎は、広範な発疹を特徴とし、持続する激しい難治性のかゆみや皮膚の乾燥、亀裂、紅斑、痂皮(かひ)、毛細血管出血を伴うことがあります[5,6] 。かゆみは、アトピー性皮膚炎の患者さんにとって最も大きな負担となり、体力を消耗させることもあります。また、中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者さんにおいては、睡眠障害や不安、抑うつ症状が現れ、生活の質(QOL)に影響を及ぼします[7]。
結節性痒疹について
結節性痒疹は、かゆみのある直径1cmほどの大きなブツブツ(結節)ができる炎症性の皮膚疾患です。結節は全身の大部分にみられるほど広がる場合もあり、かゆみだけでなく、焼けるようで針で刺されるような感覚の痛みを伴う皮膚症状が特徴です。生活の質(QOL)への影響は、強いかゆみを伴う炎症性皮膚疾患のなかでもとりわけ大きいことが知られており、眠れない、仕事や家事に集中できない、余暇を楽しめないなど日常生活に悪影響を及ぼすことがあります[8,9]。
特発性の慢性蕁麻疹について
特発性の慢性蕁麻疹(CSU:Chronic Spontaneous Urticaria)は、膨疹や皮下深部の浮腫が突然現れることを特徴とする慢性炎症性皮膚疾患です。当疾患の患者さんは、発症の原因が特定されない中、症状発現の時期も予見できず、消耗し、生活の質(QOL)が著しく低下することもあります。
アレルギーiについて
日本国内のアレルギー疾患患者さんおよびそのご家族を対象とした、サノフィが運営するアレルギー疾患関連の総合情報サイトです。アトピー性皮膚炎や痒疹(ようしん)、蕁麻疹(じんましん)、副鼻腔炎などのアレルギー疾患と上手に付き合うために、お役立ち情報を提供しています。
サイトURL:https://www.allergy-i.jp/kayumi/
「皮膚の日」とは…1989年に日本臨床皮膚科医会が制定しました。サノフィでは毎年、皮膚疾患に対する認識や理解、対処法などを広める啓発活動を行っています。
サノフィについて
サノフィは、人々の暮らしをより良くするため、科学のもたらす奇跡を追求する、というゆるぎない使命を原動力に進み続ける革新的でグローバルなヘルスケア企業です。約100ヵ国の社員は、医療を変革し、不可能を可能に変えるため、日々研鑽に努めています。私たちは、社会的責任と持続可能性を企業の本質とし、画期的な医薬品や生命を守るワクチンを開発し、世界何百万もの人々に届けていきます。
日本法人であるサノフィ株式会社の詳細は、http://www.sanofi.co.jp をご参照ください。
1 Schneider et al, AAAI 2013, Practice Parameter Update, page 296
2 Eichenfield et al, AAD 2014, Guidelines of Care for Atopic Dermatitis, page 118
3 Guideline to treatment, European Dermatology Forum. http://www.euroderm.org/edf/index.php/edf-guidelines/c
ategory/5-guidelines-miscellaneous?download=36:guideline-treatment-of-atopic-eczema-atopic-dermatitis. Acces
sed December 23, 2016
4 Gelmetti and Wolleberg, BJD 2014, Atopic dermatitis- all you can do from the outside. Page 19
5 National Institutes of Health (NIH). Handout on Health: Atopic Dermatitis (A type of eczema) 2013. http://www.ni
ams.nih.gov/ Health_Info/Atopic_Dermatitis/default.asp. Accessed October 31, 2016.
6 Mount Sinai. Patient Care Atopic Dermatitis. Available at: http://www.mountsinai.org/patient-care/health-library/
diseases-and-conditions/atopic-dermatitis#risk. Accessed July 2017.
7 Zuberbier, T et al. Patient perspectives on the management of atopic dermatitis. J Allergy Clin Immunol vol. 118,
pp. 226-232, 2006.
8 Pereira MP,et al.J Eur Acad Dermatol Venereol 2020;34(10):2373-2383
9 Murota H,et al.Allergol Int 2010;345-354
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かゆみは異常を知らせるサイン、皮膚を見直すきっかけに
サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩屋孝彦、以下「サノフィ」)は、11月12日(いいひふ)「皮膚の日」である本日、アレルギー疾患情報サイト「アレルギーi」に特設ページ「なりたい皮膚の相談室」(https://www.allergy-i.jp/kayumi/topics/naritaihifu-soudan/)を公開しました。慢性的なかゆみを伴う皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎・結節性痒疹(けっせつせいようしん)・特発性の慢性蕁麻疹について、自身の皮膚を見直すきっかけとなるさまざまな情報を発信いたします。
■人間の生命を維持するために欠かせない「皮膚」の役割
皮膚は人間の体全体を覆う「人体最大の臓器」です。病原体や物理的・化学的刺激などから体を守る、汗を分泌して体温の調節をする、温度や痛み・かゆみといった感覚をとらえるなどさまざまな役割を担っています。普段はあまり意識されていないかもしれませんが、人間の生命を維持するために欠かせない機能です。
■我慢しがちな「かゆみ」と日常生活への影響
例えば、かゆみは体の異常を知らせる防御反応です。かゆみには、虫刺されや異物の付着など体の外部から受けた異常を知らせる一時的なもの、体の内部の炎症を知らせる慢性的なものがあります。慢性的にかゆみを伴う皮膚疾患には、アトピー性皮膚炎や結節性痒疹(けっせつせいようしん)、特発性慢性蕁麻疹などがあります。
特に慢性的に続くかゆみは、睡眠を妨げ生活の質(QOL)に影響したり、日常生活に必要な集中力・判断力・作業能率にも大きく影響したりします。ところが、かゆみは痛みなどに比べて通院せず我慢するケースも多く、長くかゆみと向き合い日常生活に影響を及ぼしていても、それが「当たり前」になってしまっている方もいます。
■疾患啓発特設ページ「なりたい皮膚の相談室」を公開
サノフィは「皮膚の日」をきっかけにご自身の皮膚の状態を改めて意識し、改善できる可能性およびQOLが向上する可能性に気付いてほしいという思いから、運営するアレルギー疾患関連サイト「アレルギーi」に、特設ページ「なりたい皮膚の相談室」を開設しました。
また、かゆみなどの皮膚の不調と長く向き合うことが多いアトピー性皮膚炎、結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹について、さまざまな最新情報を発信していきます。
【アレルギーi 特設ページ「なりたい皮膚の相談室」】
https://www.allergy-i.jp/kayumi/topics/naritaihifu-soudan/
<コンテンツ>
・かゆみの原因
・皮膚の役割
・代表的な皮膚疾患
(アトピー性皮膚炎、痒疹、蕁麻疹)
▲アレルギーi特設ページ「なりたい皮膚の相談室」(https://www.allergy-i.jp/kayumi/topics/naritaihifu-soudan/)
・かゆみのストレス
(勉強・受験、スポーツ、仕事、睡眠などへの影響)
・進化している治療法
現在の治療環境について皮膚科医からのメッセージ動画
-大人のアトピー性皮膚炎の患者さんへ
-アトピー性皮膚炎のお子さんをもつ保護者の方へ
・医療機関検索 等
▲「なりたい皮膚の相談室」QRコード
■「皮膚の日」における疾患啓発活動
・株式会社ベネッセコーポレーション『サンキュ!』12月号(2024年10月25日発売)
オンライン記事(公開中):https://39mag.benesse.ne.jp/lifestyle/content/?id=193391
・株式会社扶桑社『ESSE』12月号(2024年11月1日発売)
オンライン記事(公開中):https://esse-online.jp/articles/-/30325
・FMラジオ局「J-WAVE(81.3MHz)」
WEBメディア「JーWAVE NEWS」 (公開中): https://news.j-wave.co.jp/2024/11/content-3427.html
皮膚の日に際し、実際にかゆみを伴う皮膚疾患を診察されている皮膚科医の江藤先生からは以下のようなコメントをいただきました。
江藤隆史先生
あたご皮膚科 副院長
1977年東京大学工学部数工学科卒、1985年東京大学医学部卒、東京大学皮膚科助手、ハーバード大学病理学教室研究員、東京大学皮膚科講師・病棟医長を経て、1994年東京逓信病院皮膚科医長、1998年皮膚科部長、2015年に副院長。現在は皮膚科専門医院のあたご皮膚科の副院長。0~100歳の患者さんの皮膚を診察するかたわら、患者会支援やテレビや雑誌などを通じて、アトピー性皮膚炎など、皮膚科の病気の啓発活動にも熱心に取り組んでいる。
日本臨床皮膚科医学会会長、日本アレルギー友の会
つるつるもちもちを目指せる治療環境に変化し、かゆみが無い生活を実現できる可能性がある
「なりたい皮膚」をイメージして皮膚科に伝えてみてほしい
私は皮膚科医としてかゆみを伴う疾患であるアトピー性皮膚炎や結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹などの患者さんを診察しています。かゆみは体の内外の異常を知らせるサインです。かゆみがある状態は決して「当たり前」ではありません。ところが、患者さんの中には、慢性的なかゆみと長く向き合っているうちに、かゆみがあることが日常的になっている方がいらっしゃいます。かゆみが原因で仕事や勉強に集中できなかったり、睡眠に影響がでていたりと生活の質が下がっていても、それすら普通に感じてしまっているようです。医師から見ると、もっと良い皮膚の状態を目指せるのに、と思うこともあります。
現在、アトピー性皮膚炎や結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹の治療環境は変化しています。かゆみのメカニズムが解明されたことで治療選択肢が増えており、既存治療で症状がコントロールできなかった方、過去に治療を諦めてしまっていた方も、皮膚の状態を変えられる可能性があります。つるつるもちもちとした皮膚になることも不可能ではありません。また、日常生活に影響を及ぼしていたかゆみをしっかり治療することで、ぐっすり朝まで寝たり、おしゃれを楽しんだり、仕事や勉強に集中たりと、かゆみがない生活を実現できる可能性があるのです。
治療環境が変わった今だからこそ、一度自分の皮膚を見直して「なりたい皮膚」、理想のゴールをイメージしてみてください。そしてぜひ皮膚科の医師に伝えてください。診察室でお話しを伺うと、患者さんと医師で治療のイメージやゴールが異なっていることがあります。それを防ぐためにも患者さんが思う「なりたい皮膚」を医師と共有し、近づくためにどのようなステップを踏んでいけるのかすり合わせていく必要があります。患者さんと医師は一つのチームです。一緒に理想のゴールを目指していきましょう。
サノフィではかゆみを伴う皮膚疾患の患者さん一人ひとりが、それぞれ最適な治療方法に巡り合いより良い日常生活を送れるよう、今後も啓発活動や、疾患や治療に関する最新情報の発信に努めてまいります。
アトピー性皮膚炎について
アトピー性皮膚炎は湿疹の一種で、発疹をはじめとする症状を伴う慢性炎症性疾患です[1,2,3,4]。中等症から重症のアトピー性皮膚炎は、広範な発疹を特徴とし、持続する激しい難治性のかゆみや皮膚の乾燥、亀裂、紅斑、痂皮(かひ)、毛細血管出血を伴うことがあります[5,6] 。かゆみは、アトピー性皮膚炎の患者さんにとって最も大きな負担となり、体力を消耗させることもあります。また、中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者さんにおいては、睡眠障害や不安、抑うつ症状が現れ、生活の質(QOL)に影響を及ぼします[7]。
結節性痒疹について
結節性痒疹は、かゆみのある直径1cmほどの大きなブツブツ(結節)ができる炎症性の皮膚疾患です。結節は全身の大部分にみられるほど広がる場合もあり、かゆみだけでなく、焼けるようで針で刺されるような感覚の痛みを伴う皮膚症状が特徴です。生活の質(QOL)への影響は、強いかゆみを伴う炎症性皮膚疾患のなかでもとりわけ大きいことが知られており、眠れない、仕事や家事に集中できない、余暇を楽しめないなど日常生活に悪影響を及ぼすことがあります[8,9]。
特発性の慢性蕁麻疹について
特発性の慢性蕁麻疹(CSU:Chronic Spontaneous Urticaria)は、膨疹や皮下深部の浮腫が突然現れることを特徴とする慢性炎症性皮膚疾患です。当疾患の患者さんは、発症の原因が特定されない中、症状発現の時期も予見できず、消耗し、生活の質(QOL)が著しく低下することもあります。
アレルギーiについて
日本国内のアレルギー疾患患者さんおよびそのご家族を対象とした、サノフィが運営するアレルギー疾患関連の総合情報サイトです。アトピー性皮膚炎や痒疹(ようしん)、蕁麻疹(じんましん)、副鼻腔炎などのアレルギー疾患と上手に付き合うために、お役立ち情報を提供しています。
サイトURL:https://www.allergy-i.jp/kayumi/
「皮膚の日」とは…1989年に日本臨床皮膚科医会が制定しました。サノフィでは毎年、皮膚疾患に対する認識や理解、対処法などを広める啓発活動を行っています。
サノフィについて
サノフィは、人々の暮らしをより良くするため、科学のもたらす奇跡を追求する、というゆるぎない使命を原動力に進み続ける革新的でグローバルなヘルスケア企業です。約100ヵ国の社員は、医療を変革し、不可能を可能に変えるため、日々研鑽に努めています。私たちは、社会的責任と持続可能性を企業の本質とし、画期的な医薬品や生命を守るワクチンを開発し、世界何百万もの人々に届けていきます。
日本法人であるサノフィ株式会社の詳細は、http://www.sanofi.co.jp をご参照ください。
1 Schneider et al, AAAI 2013, Practice Parameter Update, page 296
2 Eichenfield et al, AAD 2014, Guidelines of Care for Atopic Dermatitis, page 118
3 Guideline to treatment, European Dermatology Forum. http://www.euroderm.org/edf/index.php/edf-guidelines/c
ategory/5-guidelines-miscellaneous?download=36:guideline-treatment-of-atopic-eczema-atopic-dermatitis. Acces
sed December 23, 2016
4 Gelmetti and Wolleberg, BJD 2014, Atopic dermatitis- all you can do from the outside. Page 19
5 National Institutes of Health (NIH). Handout on Health: Atopic Dermatitis (A type of eczema) 2013. http://www.ni
ams.nih.gov/ Health_Info/Atopic_Dermatitis/default.asp. Accessed October 31, 2016.
6 Mount Sinai. Patient Care Atopic Dermatitis. Available at: http://www.mountsinai.org/patient-care/health-library/
diseases-and-conditions/atopic-dermatitis#risk. Accessed July 2017.
7 Zuberbier, T et al. Patient perspectives on the management of atopic dermatitis. J Allergy Clin Immunol vol. 118,
pp. 226-232, 2006.
8 Pereira MP,et al.J Eur Acad Dermatol Venereol 2020;34(10):2373-2383
9 Murota H,et al.Allergol Int 2010;345-354
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(2024/11/12 12:35)
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