医療・医薬・福祉

幹細胞再生治療の未来、歯周病治療に新展開

(一社)口腔再生治療協会
新たな道を切り開く歯科医療、自己脂肪幹細胞治療がスタート




医療法人社団友志会 翼ハロー歯科・内科診療所(本部:熊本市東区画図町、院長 長也寸志)は、脂肪由来自己幹細胞を利用した歯周病治療方法を確立し治療を開始しました。

再生医療は今、医療業界において最も注目されている分野の一つであり、まさに急速に進歩発展を続けています。再生医療は細胞や組織を用いた治療方法であり、今まで治療困難であった疾患に対して、新たな治療の道を開くものです。

高度に医療が発達した現代。しかし、一方では糖尿病、心臓病、脳卒中、高血圧、肥満、脂質異常症などの生活習慣病は増え続け、難病も数多く存在します。これらの病気は完治が難しく、これまでは薬で症状を抑えたり、和らげたりするだけの「対症治療」が中心でしたが、新たな治療方法として登場してきたのが「幹細胞再生治療」です。

現在、自己脂肪由来の幹細胞再生治療(第二種再生医療)は、「医科」の領域をメインに治療機会が提供されています。対象疾患としてはアルツハイマー、脳血管障害、脊髄損傷、アトピー、肝障害、糖尿病や慢性疼痛など様々な治療に適用されています。

今回の発表は、これまで「医科」がリードしてきた自己脂肪由来幹細胞再生治療(第二種再生医療)が、「歯科」においても提供が可能になったことを意味します。歯科医及び疾患を抱える患者双方にとって大変有益となる機会が創出されたものと確信しております。具体的には患者自身の脂肪由来である間葉系幹細胞を用いて、静脈への点滴投与による歯周病治療を実現しています。

万病の元といわれる歯周病を、根本から治すことのできる画期的な治療手段があらたに確立されたことは、患者に対して最善の治療を提供することを使命としている我々歯科医にとって大変意義深いものです。

本治療は患者様ご本人の口腔エリアより採取した脂肪組織から脂肪由来幹細胞を分離・培養して、静脈に点滴移植投与します。これにより歯肉の炎症(歯周炎)を抑えるとともに全身状態の改善も期待されます。自分の幹細胞を培養し点滴投与することで全身が活性化され、根本から歯周病を治療します。自己細胞のため体への負担も少なく大きな効果が期待できます。

つきましては、同治療法を多くの歯周病患者様にお届けしていくため、一般社団法人口腔再生治療協会(熊本市東区画図町、理事長・長茉利奈)を設立し、「間葉系幹細胞を用いた歯周病治療」メニューの導入を希望する歯科医の皆様を全面的にサポートできる体制も構築いたしました。未来の医療の基本となる再生医療を「日常のかかりつけ医療機関」として、身近で受診できる体制を目指し、日本国内各地において人口30万人に対して1クリニックを目標として活動してまいります。

一般社団法人 口腔再生治療協会 URL:https://orta.or.jp

○本部:〒862-0947 熊本県熊本市東区画図町大字重富529-1
理事長 長茉利奈 TEL:096-288-9581 FAX:096-288-9582 E-mail:info@orta.or.jp                  
○東京:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町15-7 箱崎YKビル6階
東京事務所 所長 加藤 陽祐 TEL:090-2473-2448 E-mail:y.kato@orta.or.jp


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