ロッテHDヘルスケア・バイオ医薬領域CVC初の投資案件としてNuvig Therapeuticsに出資
ロッテホールディングス
~新規免疫調節剤開発を推進~
株式会社ロッテホールディングス(東京都、代表取締役社長CEO:玉塚元一、以下「ロッテホールディングス」)は、同社のヘルスケア・バイオ医薬領域のCVC(以下「HB-CVC」)による初投資先として、Nuvig Therapeutics(米国カリフォルニア州メンローパーク、以下「Nuvig」)への出資を実施しました。
Nuvigは、炎症性自己免疫疾患を対象とした新規免疫調節療法の開発を行っているバイオテクノロジー企業であり、この度1億6,100万ドルのシリーズB資金調達を完了しました。本ラウンドは、Sanofi Ventures、Blue Owl Healthcare Opportunities(旧Cowen Healthcare Investments)、Norwest Venture Partnersがリードし、ロッテホールディングスは著名な新規投資家のグループに加わりました。シリーズBで調達された資金は、Nuvigの主力製品であるNVG-2089の臨床的実証と前臨床ステージのパイプライン(*)の進展に充てられます。
*研究開発段階にある医薬品の候補品のこと。
ロッテグループは、ヘルスケア・バイオ医薬分野を新成長戦略事業の一つとして注力しています。今回のNuvigへの出資を通して、人々のウェルビーイング向上に貢献し、健康社会の実現を目指してまいります。
【ロッテホールディングス HB-CVCマネージングパートナー ペク・ジュン コメント】
Nuvigの投資家の内、アジアを代表する投資家として、様々な炎症性自己免疫疾患に苦しむ患者さんに革新的な免疫調節療法を提供するというNuvigのミッションに参加できることを光栄に思います。Nuvigの卓越した技術とビジネスの才覚は、グローバル製薬企業の投資家や著名なブルーチップ投資家からの強力な支持によって証明されています。
【ロッテホールディングス 代表取締役社長CEO玉塚元一 コメント】
ロッテホールディングスは、人々のウェルビーイングを向上させ、より健康的な世界を実現する使命を果たすため、患者さんの大切な命を救う革新的なヘルスケア技術への投資に全力で取り組んでいます。今回のバイオ医薬スタートアップへの投資は、当社のHB-CVCにとって初案件となる記念すべき出資であり、今後もNuvigの成功のために尽力するとともに、有望なスタートアップへの出資を積極的に続けてまいります。
NVG-2089について
ファーストインクラスの遺伝子組み換えFcフラグメントであり、免疫抑制を伴わずに内因性の免疫調節メカニズムを活性化し、自己免疫疾患を改善するように設計された免疫調節剤です。第I相臨床試験として行った単回投与および反復投与試験では、NVG-2089の安全性と忍容性が確認され、関連するメカニズム・パスウェイに効果的に作用することが実証されました。これらの肯定的な結果により、慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)やその他のアンメッドニーズの高い自己免疫疾患の適応症に対する第II相臨床試験へ進めるようになりました。
慢性炎症性脱髄性多発神経障害(CIDP)について
進行性の四肢の筋力低下と感覚機能障害を特徴とする神経系自己免疫疾患です。典型的な症状には、歩行や階段の昇降、細かい動作に困難を引き起こす左右対称性の筋力低下があり、しびれ、ピリピリ感、焼けるような感覚などの感覚障害も伴います。また、反射の減弱または消失も一般的な臨床所見です。疲労が頻繁に起こるため、患者のQOLを著しく低下させます。CIDPの症状は重症度に差があり、数か月にわたって進行することもあります。 診断は通常、脱髄を明らかにする神経伝導検査や、特定タンパク質のレベル上昇を示す脳脊髄液分析によって確定されます。
株式会社ロッテホールディングスについて
中核事業である菓子・アイス領域をはじめとし、プロ野球球団の運営、不動産、ファイナンス、CVC、ホテル、ヘルスケア、コンテンツIPなどの事業を展開しています。今後は食品事業のさらなるイノベーションに加え、日本と韓国の事業シーズを掛け合わせたビジネス創出に向けて、果敢にチャレンジしてまいります。
ロッテグループは1948年に日本(東京)でチューインガムの製造・販売を開始。現在は、日本と韓国に本社機能を持ち、世界約30の国と地域で食品、流通、小売り、バイオ医薬、ヘルスケア、データセンター、ホテル/リゾート、エンターテイメント、建設などの領域でビジネスを展開しています。わたしたちは「Lifetime Value Creator」をグループ統一のビジョンとして掲げ、人々のライフサイクルのすべてにおいて価値を提供し続けてまいります。
Nuvig Therapeuticsについて
Nuvig Therapeuticsは臨床ステージのバイオテクノロジー企業であり、慢性炎症性疾患および自己免疫疾患に対する革新的な新規免疫療法のパイプラインの開発を進めています。同社のリード開発候補であるNVG-2089は、タイプII Fc受容体を正確に標的とするよう設計されたFcフラグメントです。NVG-2089が標的に結合すると、FcγRIIbの発現が増加し、制御性T細胞の増殖と多数の炎症経路のダウンレギュレーションが引き起こされます。 Nuvigは米国カリフォルニア州メンローパークに拠点を置いています。 詳細情報については、www.nuvigtherapeutics.comをご覧ください。
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~新規免疫調節剤開発を推進~
株式会社ロッテホールディングス(東京都、代表取締役社長CEO:玉塚元一、以下「ロッテホールディングス」)は、同社のヘルスケア・バイオ医薬領域のCVC(以下「HB-CVC」)による初投資先として、Nuvig Therapeutics(米国カリフォルニア州メンローパーク、以下「Nuvig」)への出資を実施しました。
Nuvigは、炎症性自己免疫疾患を対象とした新規免疫調節療法の開発を行っているバイオテクノロジー企業であり、この度1億6,100万ドルのシリーズB資金調達を完了しました。本ラウンドは、Sanofi Ventures、Blue Owl Healthcare Opportunities(旧Cowen Healthcare Investments)、Norwest Venture Partnersがリードし、ロッテホールディングスは著名な新規投資家のグループに加わりました。シリーズBで調達された資金は、Nuvigの主力製品であるNVG-2089の臨床的実証と前臨床ステージのパイプライン(*)の進展に充てられます。
*研究開発段階にある医薬品の候補品のこと。
ロッテグループは、ヘルスケア・バイオ医薬分野を新成長戦略事業の一つとして注力しています。今回のNuvigへの出資を通して、人々のウェルビーイング向上に貢献し、健康社会の実現を目指してまいります。
【ロッテホールディングス HB-CVCマネージングパートナー ペク・ジュン コメント】
Nuvigの投資家の内、アジアを代表する投資家として、様々な炎症性自己免疫疾患に苦しむ患者さんに革新的な免疫調節療法を提供するというNuvigのミッションに参加できることを光栄に思います。Nuvigの卓越した技術とビジネスの才覚は、グローバル製薬企業の投資家や著名なブルーチップ投資家からの強力な支持によって証明されています。
【ロッテホールディングス 代表取締役社長CEO玉塚元一 コメント】
ロッテホールディングスは、人々のウェルビーイングを向上させ、より健康的な世界を実現する使命を果たすため、患者さんの大切な命を救う革新的なヘルスケア技術への投資に全力で取り組んでいます。今回のバイオ医薬スタートアップへの投資は、当社のHB-CVCにとって初案件となる記念すべき出資であり、今後もNuvigの成功のために尽力するとともに、有望なスタートアップへの出資を積極的に続けてまいります。
NVG-2089について
ファーストインクラスの遺伝子組み換えFcフラグメントであり、免疫抑制を伴わずに内因性の免疫調節メカニズムを活性化し、自己免疫疾患を改善するように設計された免疫調節剤です。第I相臨床試験として行った単回投与および反復投与試験では、NVG-2089の安全性と忍容性が確認され、関連するメカニズム・パスウェイに効果的に作用することが実証されました。これらの肯定的な結果により、慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)やその他のアンメッドニーズの高い自己免疫疾患の適応症に対する第II相臨床試験へ進めるようになりました。
慢性炎症性脱髄性多発神経障害(CIDP)について
進行性の四肢の筋力低下と感覚機能障害を特徴とする神経系自己免疫疾患です。典型的な症状には、歩行や階段の昇降、細かい動作に困難を引き起こす左右対称性の筋力低下があり、しびれ、ピリピリ感、焼けるような感覚などの感覚障害も伴います。また、反射の減弱または消失も一般的な臨床所見です。疲労が頻繁に起こるため、患者のQOLを著しく低下させます。CIDPの症状は重症度に差があり、数か月にわたって進行することもあります。 診断は通常、脱髄を明らかにする神経伝導検査や、特定タンパク質のレベル上昇を示す脳脊髄液分析によって確定されます。
株式会社ロッテホールディングスについて
中核事業である菓子・アイス領域をはじめとし、プロ野球球団の運営、不動産、ファイナンス、CVC、ホテル、ヘルスケア、コンテンツIPなどの事業を展開しています。今後は食品事業のさらなるイノベーションに加え、日本と韓国の事業シーズを掛け合わせたビジネス創出に向けて、果敢にチャレンジしてまいります。
ロッテグループは1948年に日本(東京)でチューインガムの製造・販売を開始。現在は、日本と韓国に本社機能を持ち、世界約30の国と地域で食品、流通、小売り、バイオ医薬、ヘルスケア、データセンター、ホテル/リゾート、エンターテイメント、建設などの領域でビジネスを展開しています。わたしたちは「Lifetime Value Creator」をグループ統一のビジョンとして掲げ、人々のライフサイクルのすべてにおいて価値を提供し続けてまいります。
Nuvig Therapeuticsについて
Nuvig Therapeuticsは臨床ステージのバイオテクノロジー企業であり、慢性炎症性疾患および自己免疫疾患に対する革新的な新規免疫療法のパイプラインの開発を進めています。同社のリード開発候補であるNVG-2089は、タイプII Fc受容体を正確に標的とするよう設計されたFcフラグメントです。NVG-2089が標的に結合すると、FcγRIIbの発現が増加し、制御性T細胞の増殖と多数の炎症経路のダウンレギュレーションが引き起こされます。 Nuvigは米国カリフォルニア州メンローパークに拠点を置いています。 詳細情報については、www.nuvigtherapeutics.comをご覧ください。
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(2024/12/09 10:00)
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