医療・医薬・福祉

川崎市と「スケッター」が連携協定  互助インフラの再構築へ

株式会社プラスロボ
地域で支え合う仕組みの構築目指す





介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは12月2日、神奈川県川崎市と連携協定を締結した。「スケッター」を通じて、多様な地域人材(未経験者層)に多様な切り口で関わってもらうことで、介護人材の裾野拡大、新しい互助インフラの構築を図る。政令指定都市との連携は、北九州市、仙台市に続いて3例目。



「スケッター」は、地域住民で福祉を支える令和時代の互助インフラ構築を目的に、2019年にリリースされた「すきま時間のお手伝い」プラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが最大の特徴。
登録者約6600人のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、あらゆる業界からの関係人口を増やし続けている。

学生や10~30代の若者をはじめ、60~70代のアクティブシニアも活躍するなど幅広い世代の地域人材が関わっており「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」潜在的な関心層を惹きつけている。


今回の協定を通じて川崎市は、市内の介護事業所にスケッターのトライアル利用を促すほか、市民に対してスケッター活動(介護事業所への有償ボランティア活動)を広く呼びかける。

スケッターはこの他に、福岡県北九州市、宮城県仙台市、埼玉県川口市、東京都品川区、東京都中野区、茨城県大子町、神奈川県小田原市、長野県社会福祉協議会、東京都社会福祉協議会などと連携しており、自治体との連携が加速している。


「スケッター」▼
https://www.sketter.jp/about/
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