日本集中治療医学会「集中治療の日」市民公開講座2/8(土)開催　　～管理栄養士とトップアスリートに教わる「栄養と医療」～

一般社団法人日本集中治療医学会

一般社団法人日本集中治療医学会は、2025年2月8日（土）に市民に向けた市民公開講座を行います。

日本集中治療医学会は、医師や看護師、臨床工学技士、理学療法士、薬剤師、管理栄養士などの多職種から成る約 1.1 万人の会員を要する学術団体です。当学会の設立に由来する２月９日を「集中治療の日」として、毎年２月に集中治療に関するイベント等を開催しています。

今回は、医師や看護師など多くの医療スタッフが連携して治療にあたる集中治療の中でも「栄養」に着目し、「管理栄養士とトップアスリートに教わる『栄養と医療』」をテーマとしました。
入院中の重症患者さんは、病気や治療の影響により、短期間で筋肉が急激に減少すると言われています。早期回復には、適量の栄養を適切なタイミングで摂取することが非常に重要です。また、日頃からバランスの取れた食事を心がけることで健康の維持や病気の予防にもつながります。
今回の市民公開講座を通して、市民の皆様へ集中治療と栄養の関係性、病気の予防や回復における栄養の役割など、学びを深めていただく機会を提供することを目的としています。

第3部　座談会

市民公開講座は3部構成となっており、第1部は前回も好評であったヴァイオリン奏者（内山ふみさん、藤崎美乃さん）とピアノ奏者（桑生美千佳さん）によるミニコンサートを予定しています。
第２部には、横浜市立大学附属病院集中治療部の高丘朋果さん（管理栄養士）による「病気と栄養」、鈴木啓太さん（AuB株式会社代表取締役・元サッカー日本代表）による「腸内細菌について」のレクチャーを、そして第3部は「トップアスリートと栄養」をテーマに、岩田稔さん（元阪神タイガース投手）、鈴木啓太さん（元サッカー日本代表）、鶴見虹子（元オリンピック体操代表）さんを登壇者として迎え、プロ時代に行っていた栄養管理やケガや病気の際の栄養管理法など、各分野のトップアスリートに座談会を行います。

漫画・甘酒ラベルイラスト：大橋裕之さん
また、昨年2024年の日本集中治療医学会50周年記念の際に記念漫画を制作した漫画家の大橋裕之さんも、今回のために４コマ漫画を寄稿。この漫画は当市民公開講座のチラシや特設サイトでもご覧いただけます。
そして、今回、来場者には栄養価が高く腸内環境を整えると言われる甘酒を配布いたします。この甘酒のラベルには大橋裕之さんが書き下ろした記念漫画の登場人物の「竜司」が描かれており、当市民公開講座限定の特別なラベルです。

【市民公開講座概要】
- 場所：全電通ホール（全電通労働会館）　〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目６
- 日時：2025年2月8日（土）13:00～15:25（開場12:00）
- 定員：300名　事前申込制・無料　※定員になり次第、締め切りいたします。
- 後援：内閣府、厚生労働省、日本医療研究開発機構、東京都、千代田区、日本医師会、東京都医師会、日本医学会、日本医学会連合、日本看護協会、日本臨床工学技士会、日本理学療法士協会、日本病院薬剤師会、日本病院会、全日本病院協会

市民公開講座ウェブサイト
https://www.jsicm.org/meeting/event/IntensiveCareDay/2025/nutrition-medical/
お申込みはこちらから
https://kzd.event-ope-service.com/type4/user/entry.html?event=TKVjGK2u00028&periodFlg=0
【プログラム】
▼開会の挨拶　
　日本集中治療医学会黒田泰弘理事長
▼第1部　コンサート「心の栄養と音楽」
　内山ふみさん（ヴァイオリン）　藤崎美乃さん（ヴァイオリン）　桑生美千佳さん（ピアノ）
　【曲目】歌劇「椿姫」より乾杯の歌（G. ヴェルディ）、The Rose（アマンダ・マクブルーム）ほか
▼第2部　ミニレクチャー「食と医療」
　「病気と栄養」高丘朋果さん（管理栄養士／横浜市立大学附属病院集中治療部）　
　「腸内細菌について」鈴木啓太さん（元サッカー日本代表、AuB株式会社代表取締役）
▼第3部　座談会「トップアスリートと栄養」
　ファシリテーター
　永尾亜子さん（フリーアナウンサー）
　パネリスト
　岩田　稔さん（元阪神タイガース投手）
　鈴木啓太さん（元サッカー日本代表）
　鶴見虹子さん（元オリンピック体操代表）
▼閉会の挨拶
　日本集中治療医学会西田修常務理事