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『大作物語-「家がしんどい」子どもたちを支える社会的養護のリアル』の編者・磯村元信さんトークイベントを、5月4日(日) 八王子市学園都市センター(12階・第5セミナー室)にて開催します

株式会社秀和システム
「貧困」と「孤立」が忍び寄る現代社会、過酷な家庭環境のなかで困難を抱え、「家がしんどい」という子どもたちが増加の一途をたどっています。磯村さんは、そんな子どもたちに「とことん寄り添う」ことの大切さを常々訴えてきました。
学校教育に携わるすべての教職員、学校を支援するスクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)、NPO法人などにおいて若者を支援している人たち、そして何よりも、困難な課題を抱えて悩み、苦しむ子どもたちとその保護者の方にとって、一人ひとりに寄り添うことの重要性への理解を深める機会です。


■イベント詳細
講師:磯村元信(八王子拓真高校・元校長)× 齋藤大作(本書の主人公)
日時:5月 4日 (日) 14:30~16:00 (14:00開場)
会場:八王子市学園都市センター(12階・第5セミナー室)
https://www.hachiojibunka.or.jp/gakuen/access/
JR八王子駅北口から徒歩3分/京王八王子駅から徒歩7分
定員:45名(先着順)/ 参加費 : 無料
お申込み先:くまざわ書店八王子店
TEL 042-625-1201
[お申込みはこちら]⇒ https://x.gd/SjBdE
主催:くまざわ書店八王子店  協力:新評論




■編者プロフィール
磯村元信(いそむら・もとのぶ)
1957年生まれ。都立秋留台高校校長11年、都立八王子拓真高校校長3年、学び直しや不登校の高校を若手のボトムアップで改革し、退学者を半減させる。NHK『クローズアップ現代』『ETV特集』で改革の実践が紹介される。現在、ぼうず教育実践研究所代表。著書に『さらば学力神話』『「困った生徒」の物語』(新評論)など。




■書籍概要
書名 大作物語-「家がしんどい」子どもたちを支える社会的養護のリアル
著者 磯村元信 編
定価  2420円(税込)
発売日 2025年3月12日
Amazon  https://www.amazon.co.jp/dp/4794812841
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18119584/



■本書の内容
 「貧困」と「孤立」が忍び寄る現代社会、過酷な家庭環境のなかで困難を抱え、「家がしんどい」という子どもたちが増加の一途をたどっています。本書は、そんな子どもたちを支える社会的養護のリアルを描いたものです。
 本書の主人公・大作が、「差別を忘れない場所」として選んだ職場が児童養護施設でした。そこは現代社会における別世界であり、そこに暮らす子どもたちは言葉にならない壮絶な過去や思いを抱えています。大作も小学生のころからいじめ、不登校、暴力、非行、児童養護施設への入所といった経験をしてきました。「読み書き」のできなかった彼は20歳を過ぎてから定時制高校に入学し、そこで出会った教員とともに過去を振り返り、「自分史」を綴ることで「言葉」や「差別」に目覚め、未来に向けた夢や目標を抱くようになりました。そして現在、自身がかつて入所していた児童養護施設の職員として、「血がつながっていなくても家族」をモットーに、子どもたち一人ひとりにとことん寄り添いながら「自分史」づくりを支えています。
 「誰にとっても、独りで考え、問題に向き合うということはとても難しい。だから常に寄り添い、話を聞き、共感してくれる存在が必要となるが、子どもには触れられたくない部分や向き合いたくない部分もある。そういう部分にも目を配れる存在となれるか否かが、施設職員に求められている技量のように思える」と主人公は語っています。
 「貧困」と「孤立」が広がる社会において、私たちは本書の登場人物たちから様々なことを学ぶでしょう。特に、失敗や挫折の「当事者」が語る言葉は、不登校やいじめ、発達障がいや知的障がい等といった教育課題に向き合うための多大なヒントを与えてくれます。そして何よりも、「家がしんどい」子どもたちに「とことん寄り添う」ことの大切さを教えてくれます。

新評論(秀和システムグループ)
1952(昭和27)年に創立の、人文・社会科学系の書籍を中心に刊行している専門図書の出版社です。都の西北「早稲田」に位置し、「新たな現実的知性の発見に向けて」良書を出版しようと努力しています。
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