治療・予防 2024/04/26 05:00
成長や学力に影響も
~小児期に多い回避・制限性食物摂取症(国際医療福祉大学成田病院 中里道子教授)~
ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)などの感染症は毎年夏になると流行する。アウトドアで肌を露出したり、プールに入る機会が増えたりすると、子どもを中心に広がり大人にもうつる。完治しても家族間で感染を繰り返す危険性も。この季節の主な疾患について、感染経路や治療、予防法などのポイントを押さえておこう。
小児感染症に詳しい東京医科大学病院小児科の河島尚志医師は「感染すると喉が真っ赤に腫れて痛み、38~39度ぐらいの熱が出る。吐き気やだるさに加え、痛くて食べ物が喉に通らず、食欲もなくなる」と話す。
解熱剤などの対症療法以外はなく、治療法について河島医師は「熱が下がり症状が治まるまで、水分と栄養を補給しながら安静にしていれば、2~4日で回復し、7日以内には完治する」と説明する。
(2017/07/18 10:19)
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