先天性サイトメガロウイルス感染症〔せんてんせいさいとめがろういるすかんせんしょう〕
胎内でサイトメガロウイルスに感染し発症します。胎児死亡から無症状まで、重症度、症状はさまざまです。難聴がもっとも多く、難聴のみのことも多いですが、脳の形成異常や、網脈絡膜炎、肝障害、血小板減少などを起こすこともあります。新生児の難聴スクリーニングで見つかることもあります。早期の抗ウイルス薬治療で進行を抑えられる可能性があります。
小児慢性特定疾患に指定されています。
小児慢性特定疾患に指定されています。
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治療・予防 2020/12/08 05:00
幼児の難聴を招く―先天性サイトメガロウイルス感染症 子どもから妊婦経由し胎児へ(神戸大学医学部付属病院産科婦人科 山田秀人教授)