ヘルパンギーナ

 コクサッキーウイルスの感染によるものです。乳幼児の軟口蓋(なんこうがい)から扁桃(へんとう)にかけて小水疱(すいほう)がみられ、すぐにやぶれて潰瘍を形成します。そのためのどの痛み、嚥下(えんげ)障害がみられますが、対症療法のみで治ります。
 咳やくしゃみ、つばなどに含まれるウイルスによって飛沫感染したり、水疱の内容物や便中のウイルスが手などを介して、目や口などの粘膜から感染します。

【参照】
 子どもの病気:ヘルパンギーナ
 感染症:ヘルパンギーナ

(執筆・監修:東京大学 名誉教授/JR東京総合病院 名誉院長 髙戸 毅)
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