急性腎障害〔きゅうせいじんしょうがい〕

 以前は、慢性腎不全に対して急性腎不全とされていましたが、前者が慢性腎臓病と名称が変更されたと同様に、急性腎不全も急性腎障害と変更されて使われるようになってきています。このことばのもつ意味は、腎臓の構造的変化と機能障害をあわせて評価することを目的としており、特に急性腎障害を引き起こすショックや敗血症などの疾患時の腎障害に使用されています。

(執筆・監修:医療法人財団みさき会 たむら記念病院 院長 鈴木 洋通)
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