ヘバーデン結節〔へばーでんけっせつ〕
指のもっともさきにあるDIP関節(いちばんさきの関節)の変形性関節症のことを指します。中年以降の女性に多くみられ、急性期には関節の発赤(ほっせき)、腫脹、疼痛(とうつう)がみられ、指をよく使うと悪化します。症状が軽快すると、色は赤みがとれて白くなります。関節部に骨性隆起による変形(でっぱり)が残存するだけとなり、いわゆる「指が節くれた」状態となりますが、障害はほとんどありません。
症状のある時期には消炎鎮痛薬の外用薬の使用や、テーピングによるDIP関節固定をおこなうことが有効です。
症状のある時期には消炎鎮痛薬の外用薬の使用や、テーピングによるDIP関節固定をおこなうことが有効です。
(執筆・監修:東京都立広尾病院 院長 田尻 康人)
他の病気について調べる
関連トピックス
-
治療・予防 2021/09/25 05:00
中高年女性のヘバーデン結節 関節リウマチと異なる(横浜労災病院 三上容司院長)
-
治療・予防 2019/03/12 06:00
指先の動きが不自由に 中高年に多いヘバーデン結節
-
病名から医師を探す
「ドクターズガイド」はこちら » - 外科に所属する医師はこちら »
- 整形外科に所属する医師はこちら »
- 総合診療科に所属する医師はこちら »
- 感染症科に所属する医師はこちら »
- リウマチ科に所属する医師はこちら »
- 形成外科に所属する医師はこちら »
- 脳神経外科に所属する医師はこちら »
- 神経内科に所属する医師はこちら »