老人性色素斑〔ろうじんせいしきそはん〕

 高齢者の“しみ”で中年以降に顔、手の甲、前腕伸側などにできる、淡褐色(たんかっしょく)から暗褐色の色素斑です。直径1cm程度、あるいはそれ以上の大きさになることもあります。原因はいまのところ不明ですが、紫外線の影響が大きいと考えられています。ときに、悪性黒色腫の初期病変とまぎらわしいこともあり注意が必要です。


[治療]
 レーザー治療がよく効きます。液体窒素凍結療法を軽くおこなうこともあります。また、ケミカルピーリング、美白剤などを用いる方法もあります。治療については保険適用外のものも多いので、皮膚科専門医とよく相談してください。


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