しろなまず(尋常性白斑)〔しろなまず(じんじょうせいはくはん)〕

 大小さまざまの大きさの、境界がはっきりした白斑で、かたちはいろいろですが、だんだんまわりに向かってひろがる傾向があります。反対に、そのまわりの皮膚は色が黒くなったようにみえます。

 苦痛はありませんが、外見がわるいので医者を訪れる人が大部分です。頭にしろなまずができると、その上の毛はしらがになります。

[原因]
 メラニンをつくるメラノサイトと呼ばれる細胞が、こわれてなくなってしまう病気です。円形脱毛症と同じく、自律神経失調が原因と考えられてきました。しかし、自己免疫が原因で起こるという考えかたもあります。甲状腺機能亢進(こうしん)、糖尿病などが合併していることもあります。
[治療]
 治りにくい皮膚病の一つです。早期に、その数が少なく、小さいうちに治療することが大切です。
 苦痛がないため、ほうっておいて、ひろがってから医師のもとへくる人が多いようです。初期であれば副腎皮質ステロイド軟膏(なんこう)を塗るだけで色素が再生してきます。紫外線照射により色素が再生しますが、比較的長期間を要します。
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