政府は4日、「新型インフルエンザ等対策推進会議」を開き、新たな感染症危機発生時の初動対応方針について議論した。新型コロナウイルス禍を踏まえ、発生時には検疫強化や入国制限などに着手し、マスクや消毒液といった対策物資についても生産・在庫状況を確認した上で、必要に応じて増産要請などを行うとした。
 9月に就任した新藤義孝感染症危機管理担当相は冒頭、「次なる感染症の危機に対応していかなくてはならない。日頃からの準備と訓練を充実させていきたい」と述べた。 (C)時事通信社