厚生労働省は19日、全国約5000の定点医療機関から8~14日の1週間に報告された新型コロナウイルス感染者が1医療機関当たり8.96人だったと発表した。新規感染者は8週連続で増加した。
 都道府県別では、岐阜が14.29人で最も多く、茨城(14.21人)、愛知(14.17人)と続いた。能登半島地震に見舞われた石川は10.48人で、前週から2.04人増加。地震の影響で患者数の報告が困難だったとして、能登半島北部の医療機関は含まれていない。
 一方、同じ期間に報告されたインフルエンザの新規感染者は、1医療機関当たり12.99人で微増となった。40都府県で注意報の基準(10人)を超え、最多は宮崎の22.90人だった。 (C)時事通信社