厚生労働省は7日、医道審議会の答申を受け、刑事事件で有罪が確定するなどした医師19人と歯科医師12人に対し、業務停止3年などの行政処分を決めた。発効は21日。
 患者にわいせつな行為をしたとして有罪となった高知市の宜保直行医師(59)を業務停止3年、覚醒剤を使用したとして有罪となった東京都多摩市の石橋憲歯科医師(43)を業務停止2年とした。
 他に医師と歯科医師の計22人を業務停止3カ月~3年、計7人を戒告処分とした。このほか計12人が厳重注意とされた。 (C)時事通信社