【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、インドの医薬品大手バイオロジカルイー(BE)とデング熱4価ワクチン「QDENGA」複数回投与バイアルの製造増強で提携することを発表した。今回の提携により、BEは年間で最大5千万回分のQDENGAを製造し、武田薬品は同ワクチンの製造能力を年間合計1億回分まで増強する予定。デング熱は世界で感染が拡大しつつあり、2019年には世界保健機関(WHO)が世界の健康に対する10大脅威の一つに挙げている。両社は国の予防接種プログラムに複数回投与バイアルを提供し、最も脆弱(ぜいじゃく)な人々の保護を支援する。(C)時事通信社