【幼齢ペットは誤飲に注意】愛犬・愛猫の健康状態に関する調査
アイペット損害保険株式会社
~犬飼育者の不安は「白内障」猫飼育者は「腎臓病」 幼齢期多発の異物誤飲にも要注意~
アイペット損害保険株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:安田敦子 以下、当社)は、犬・猫飼育者各1,000名(合計2,000名)に対し愛犬と愛猫の健康と暮らしに関する不安について調査を実施しました。
【トピックス】
・ ペットがおおむね健康に生活できていると考えている飼育者は、犬・猫とも約70%
・ 犬は幼齢期の「誤飲」に注意、8歳以上の犬飼育者が抱える不安は「白内障」になること
・ 猫飼育者の不安は全ての年齢で「腎臓病」、加齢で「腎臓病」や「尿石症」が既往症に
●ペットが概ね健康に生活できていると考えている飼育者は、犬・猫とも約70%
ペットの健康状態について尋ねたところ、犬は「特に病気やケガもなくいたって健康である」52.7%、「ときどき体質的に調子が悪くなることがあるが健康である」20.5%となり、73.2%が概ね健康に生活できている結果となりました。
猫については「特に病気やケガもなくいたって健康である」63.4%、「ときどき体質的に調子が悪くなることがあるが健康である」15.5%となり、78.9%が概ね健康に生活していました。
犬・猫で比較すると、猫の方が健康である割合が約5%高いものの、犬・猫ともに70%以上が健やかな生活を送れていることが分かりました。もちろん飼育しているペットの年齢などによって変動する部分はあると考えられますが、多くの飼育者の方が健康なペットとの生活を楽しめているようです。
●ペットが「いたって健康である」割合は幼齢期70%超も年齢とともに、特に犬が大幅に下降
続いて、ペットの健康状態について、ペットの年齢別に確認すると、犬・猫ともに年齢が上がるにつれ「特に病気やケガもなくいたって健康である」割合が低下し、病気治療中の割合が高まる傾向がみられました。
特に、8~11歳になると、犬の「いたって健康である」割合は半数を割り込みます。対して猫は当該年齢でも約6割は健康を保っています。犬については、猫よりも早い段階から健康を意識した運動や食生活、健康診断などを意識してあげるのがよいかもしれません。
●犬は幼齢期の「誤飲」に注意、8歳以上の犬飼育者が抱える不安は「白内障」になること
続いて、犬の年齢別に「これまで病気やケガに見舞われたもの」を確認すると、幼齢期は皮膚炎や異物誤飲が多いことが分かりました。異物誤飲については、0~3歳期で2位、4~7歳期で4位、8~11歳で5位、以降の年齢ではランク外となっており、犬が幼いほど発生しやすい傾向がみてとれます。飼育し始めは飼育者の方も管理に不慣れな部分があるかと思いますが、ペットの幼齢期ほど異物誤飲には注意が必要になりそうです。
さらに「病気やケガに対して、不安や心配なこと」を尋ねたところ、0~3歳は「骨折」(25.6%)、4~7歳は「歯周病」(20.4%)、それ以上の年齢では「白内障」がトップとなりました。(8~11歳:28.6%、12~15歳:27.0%、16歳以上:28.6%)その他、「介護が必要な身体不自由な状態」を不安視する傾向がペットの年齢とともに高まっていくことが特徴的です。
●猫飼育者の不安は全年齢で「腎臓病」、加齢で「膀胱炎」「腎臓病」「尿石症」が既往症に
続いて、猫の年齢別に「これまで病気やケガに見舞われたもの」を確認すると、0~3歳は「猫風邪」(7.6%)、「異物誤飲」(7.1%)がツートップとなりました。
そのほかでは、「膀胱炎」を経験している猫が多く、4歳以降の猫の場合約10%が罹患しています。猫の膀胱炎は、トイレ環境の問題や、ストレス、肥満などが原因となる場合があります。生活環境を整え、体重管理を行って、膀胱内をきれいに保つために水分摂取量を増やしてあげることで予防につながります。
そして猫飼育者に「病気やケガに対して、不安や心配なこと」を伺ったところ、すべての年齢で「腎臓病」がトップとなりました。実際に、シニア期の猫は既往歴として「腎臓病」をもつ猫が多く、12~15歳で12.4%、16歳以降で32.4%となっています。高齢の猫は高い確率で慢性腎臓病を患う可能性があるともいわれます。腎臓は一度はたらきを失ってしまうと元に戻すことは難しい臓器ですが、早めに診断し治療を開始することで、生存期間や生活の質(QOL)を改善できることが知られています。
当社は、獣医師監修「うちの子おうちの医療事典」を公開しております。本サイトでは、「高齢犬に多い病気」「長期の治療が必要な病気」など、飼育者の方の関心に合わせた検索が可能です。
ペットが年齢を重ねることは避けられないことですが、日ごろの健康管理によってペットとの楽しい生活を長く続けられるよう、お役立ていただければと思います。
アイペットでは今後も、ペット保険の提供を通じ、「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指して、より一層の努力を続けてまいります。
【調査概要】
調査対象:犬・猫の飼育者各1,000名(合計2,000名)
(ペット保険加入者各500名、ペット保険に未加入者かつ加入意向ありの方各500名)
調査期間:2024年2月29日~3月4日
調査方法:インターネットによるアンケートを実施
アイペット損害保険株式会社
■会社概要
商 号 : アイペット損害保険株式会社
代 表 者 : 代表取締役 執行役員社長 安田敦子
所 在 地 : 〒135-0061 東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント
設 立 : 2004年5月
事業内容 : 損害保険業
資 本 金 : 4,619百万円(2024年3月31日現在)
U R L : https://www.ipet-ins.com
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~犬飼育者の不安は「白内障」猫飼育者は「腎臓病」 幼齢期多発の異物誤飲にも要注意~
アイペット損害保険株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:安田敦子 以下、当社)は、犬・猫飼育者各1,000名(合計2,000名)に対し愛犬と愛猫の健康と暮らしに関する不安について調査を実施しました。
【トピックス】
・ ペットがおおむね健康に生活できていると考えている飼育者は、犬・猫とも約70%
・ 犬は幼齢期の「誤飲」に注意、8歳以上の犬飼育者が抱える不安は「白内障」になること
・ 猫飼育者の不安は全ての年齢で「腎臓病」、加齢で「腎臓病」や「尿石症」が既往症に
●ペットが概ね健康に生活できていると考えている飼育者は、犬・猫とも約70%
ペットの健康状態について尋ねたところ、犬は「特に病気やケガもなくいたって健康である」52.7%、「ときどき体質的に調子が悪くなることがあるが健康である」20.5%となり、73.2%が概ね健康に生活できている結果となりました。
猫については「特に病気やケガもなくいたって健康である」63.4%、「ときどき体質的に調子が悪くなることがあるが健康である」15.5%となり、78.9%が概ね健康に生活していました。
犬・猫で比較すると、猫の方が健康である割合が約5%高いものの、犬・猫ともに70%以上が健やかな生活を送れていることが分かりました。もちろん飼育しているペットの年齢などによって変動する部分はあると考えられますが、多くの飼育者の方が健康なペットとの生活を楽しめているようです。
●ペットが「いたって健康である」割合は幼齢期70%超も年齢とともに、特に犬が大幅に下降
続いて、ペットの健康状態について、ペットの年齢別に確認すると、犬・猫ともに年齢が上がるにつれ「特に病気やケガもなくいたって健康である」割合が低下し、病気治療中の割合が高まる傾向がみられました。
特に、8~11歳になると、犬の「いたって健康である」割合は半数を割り込みます。対して猫は当該年齢でも約6割は健康を保っています。犬については、猫よりも早い段階から健康を意識した運動や食生活、健康診断などを意識してあげるのがよいかもしれません。
●犬は幼齢期の「誤飲」に注意、8歳以上の犬飼育者が抱える不安は「白内障」になること
続いて、犬の年齢別に「これまで病気やケガに見舞われたもの」を確認すると、幼齢期は皮膚炎や異物誤飲が多いことが分かりました。異物誤飲については、0~3歳期で2位、4~7歳期で4位、8~11歳で5位、以降の年齢ではランク外となっており、犬が幼いほど発生しやすい傾向がみてとれます。飼育し始めは飼育者の方も管理に不慣れな部分があるかと思いますが、ペットの幼齢期ほど異物誤飲には注意が必要になりそうです。
さらに「病気やケガに対して、不安や心配なこと」を尋ねたところ、0~3歳は「骨折」(25.6%)、4~7歳は「歯周病」(20.4%)、それ以上の年齢では「白内障」がトップとなりました。(8~11歳:28.6%、12~15歳:27.0%、16歳以上:28.6%)その他、「介護が必要な身体不自由な状態」を不安視する傾向がペットの年齢とともに高まっていくことが特徴的です。
●猫飼育者の不安は全年齢で「腎臓病」、加齢で「膀胱炎」「腎臓病」「尿石症」が既往症に
続いて、猫の年齢別に「これまで病気やケガに見舞われたもの」を確認すると、0~3歳は「猫風邪」(7.6%)、「異物誤飲」(7.1%)がツートップとなりました。
そのほかでは、「膀胱炎」を経験している猫が多く、4歳以降の猫の場合約10%が罹患しています。猫の膀胱炎は、トイレ環境の問題や、ストレス、肥満などが原因となる場合があります。生活環境を整え、体重管理を行って、膀胱内をきれいに保つために水分摂取量を増やしてあげることで予防につながります。
そして猫飼育者に「病気やケガに対して、不安や心配なこと」を伺ったところ、すべての年齢で「腎臓病」がトップとなりました。実際に、シニア期の猫は既往歴として「腎臓病」をもつ猫が多く、12~15歳で12.4%、16歳以降で32.4%となっています。高齢の猫は高い確率で慢性腎臓病を患う可能性があるともいわれます。腎臓は一度はたらきを失ってしまうと元に戻すことは難しい臓器ですが、早めに診断し治療を開始することで、生存期間や生活の質(QOL)を改善できることが知られています。
当社は、獣医師監修「うちの子おうちの医療事典」を公開しております。本サイトでは、「高齢犬に多い病気」「長期の治療が必要な病気」など、飼育者の方の関心に合わせた検索が可能です。
ペットが年齢を重ねることは避けられないことですが、日ごろの健康管理によってペットとの楽しい生活を長く続けられるよう、お役立ていただければと思います。
アイペットでは今後も、ペット保険の提供を通じ、「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指して、より一層の努力を続けてまいります。
【調査概要】
調査対象:犬・猫の飼育者各1,000名(合計2,000名)
(ペット保険加入者各500名、ペット保険に未加入者かつ加入意向ありの方各500名)
調査期間:2024年2月29日~3月4日
調査方法:インターネットによるアンケートを実施
アイペット損害保険株式会社
■会社概要
商 号 : アイペット損害保険株式会社
代 表 者 : 代表取締役 執行役員社長 安田敦子
所 在 地 : 〒135-0061 東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント
設 立 : 2004年5月
事業内容 : 損害保険業
資 本 金 : 4,619百万円(2024年3月31日現在)
U R L : https://www.ipet-ins.com
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(2024/08/22 11:00)
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