医療・医薬・福祉 暮らし

日本山村硝子とファミケアが「食事や投薬時のお困りごと」を解明するプロジェクトを発足

日本山村硝子株式会社
障がい児の育児における食事の食べさせ方や薬の飲ませ方の課題を顕在化

日本山村硝子株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長執行役員:山村 幸治、以下 当社)は、「疾患児・障がい児の毎日を楽しく!」を目指すブランド「ファミケア」を運営する株式会社NEWSTA(東京都渋谷区、代表:鈴木碩子、以下 NEWSTA社)と疾患児や障がい児の親の悩みを解決するために、「食事や投薬時の困りごと」を解明するプロジェクトをスタートしました。





【プロジェクトの背景】
近年、医療技術の発展などにより、「医療的ケア児」と呼ばれる日常生活で医療的ケアが必要な子どもが増加しており、現在約2万人と言われています
※厚生労働省HP参照 https://www.mhlw.go.jp/content/000981371.pdf

医療的ケア児が増えている理由の一つは、小児医療の進歩により、これまでに比べて高度な医療が提供されるようになったことが挙げられます。
また、多くの医療的ケア児は、長期入院を経て退院し在宅医療に移行しますが、退院後に自宅でも医療的ケアが必要な場合が多く、医師や看護師が病院で行っていた医療的ケアは医療従事者の指導を受けた家族が行うようになります。

当社では、医療的ケアが必要な子どもやその家族に向けて製品を製造販売しています。
この度、疾患や障がいのある子を育てる家族のための情報サイト「ファミケア」を通じて、ユーザーの困りごとや課題を明らかにし、今後の製品の改良及び開発を行うために「食事や投薬時の困りごと」を解明するプロジェクトをスタートしました。

【日本山村硝子について】





当社は、プラスチックカンパニー ファーマキット事業グループにて、医療者・介護者向け製品の開発および製造販売を行っています。
現在、嚥下や逆流防止に必要な「とろみ」を手軽に均一につけることができる「ぴったりトロミがつくカップ」(国立病院機構大阪医療センターと共同開発)と、シロップ剤などの水薬を正確に計量することができる「シロップぴったりシロピィ」(医系総合大学である昭和大学と共同開発)の2製品を製造販売しております。日本山村硝子株式会社HP:https://www.yamamura.co.jp/
■ぴったりトロミがつくカップ 使い方動画