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医師データベース構築へ
~ワーキンググループ設置-専門医機構~

渡辺毅理事長

渡辺毅理事長

 日本専門医機構は20日の定例記者会見で、医師データベースを構築する方針を明らかにした。専門医・専攻医の所在、活動などに関する情報を収集し、医療政策の立案に活用する。関連システムの要件を検討するためのワーキンググループ(WG)をこのほど新設、具体的な検討を加速させる。

 各医師は所属する学会に自身の情報を登録している。専門医機構にもその情報の一部を登録してもらう方針で、提供を求める具体的な項目などについてWGで検討する。登録システムに関しては従来、機構が設置した各委員会がそれぞれ議論してきたが、組織横断的な場をつくって統一的に検討する必要があると判断した。渡辺毅理事長は「遅くとも5年後には全員の登録ができることを目標にしている」と強調した。(了)


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