治療・予防

パソコンやスマホを見る姿勢に注意=首や腕の痛み、頸椎椎間板ヘルニア

 腕や肩に痛みやしびれなどが表れる頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアは、働き盛りの年代を襲う。多くは、首の骨を構成している頸椎の間にある椎間板が飛び出して神経を圧迫することで起こる。大阪市立大学医学部付属病院(大阪市)脳神経外科の大畑建治教授に聞いた。

 ◇首のしびれや痛み

 首の骨は頸椎と呼ばれる七つの骨で構成されている。頸椎の間でクッションの役割を果たすのが椎間板で、頸椎椎間板ヘルニアは、椎間板が後方(背中側)に飛び出している状態だ。30~40代の男性に多く見られ、主に加齢による椎間板の老化が原因とされるが、悪い姿勢やスポーツで受けた外傷が誘因になることもある。

 「頸椎の後方には神経が束になった脊髄や、その神経が各頸椎間から手足へと延びる分岐点の神経根があります。飛び出した椎間板が脊髄や神経根を圧迫することで、首や肩、腕などにしびれや痛みが生じ、足のもつれや歩行障害が表れることもあります」と大畑教授は説明する。

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