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視力悪化、早期に適正対処を=増える近視、矯正法さまざま


 ◇矯正法、何を選択?

 めがね、コンタクトレンズ、手術、オルソケラトロジー。どれもメリット、デメリットはあるが、近視になった場合、何をどう選んだら良いのだろうか。

 「第1選択肢はめがね。めがねを掛けると生活に不便なら、コンタクトレンズコンタクトレンズが合わない、ケアや取り外しがしっかりできないのであれば、レーシックやオルソケラトロジーを選択肢として考えるとよい。ただ、レーシックは角膜(黒目)に直接メスを入れる。一度削った角膜は元に戻らない。手術に抵抗がある場合はオルソケラトロジーを検討するとよい」と吉野医師は話す。

 ただ、オルソケラトロジーは日本ではまだ新しい治療法で、認定医でも技術に差が出やすい。眼科医としての幅広い知識や技術、経験が求められるので、日本眼科学会のホームページで眼科専門医かどうか、また、厚生労働省承認のレンズを処方しているかを確かめてから処方してもらうようにしたい。(ソーシャライズ社提供)


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