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横浜市立大学附属病院では、厚生労働省の「令和5年度慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業実施法人」に採択されたことを受けて、「横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会」を発足させた。この協議会の発足を契機として、横浜市医療局との連携によりヘルスデータに基づくCKD関連データを可視化することを通して、横浜市における包括的腎疾患対策を推進・強化することで、県民・市民の健康を増進させるために、さまざまな腎疾患・慢性腎臓病(CKD)対策を推進していく方針が明らかにされた。
今般、2023年7月14日(金)に、その第1回協議会が横浜みなとみらい地区にて開催され、会長・副会長の選出の他、モデル事業の概要と協議会で議論する内容や、分科会の設置など、活発な意見交換が行われた。また、横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学 田村功一主任教授が会長に、そして、横浜市立大学 大学院 データサイエンス研究科 ヘルスデータサイエンス専攻 黒木 淳 教授が副会長に就任した。
横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会の様子:
コメント :
田村 功一 会長(横浜市立大学 循環器・腎臓・高血圧内科学 主任教授)
今回の厚労省事業では横浜市の医療ビッグデータ(YoMDB)と社会保険診療報酬支払基金レセプトデータを対象とした大規模データ分析による慢性腎臓病関連データの可視化を通じてデータドリブンな包括的対策を行うため、横浜市・横浜市立大学附属病院・医学研究科・国際マネジメント研究科・データサイエンス研究科が緊密に連携できる体制を構築します。
黒木 淳 副会長(横浜市立大学 大学院 データサイエンス研究科 ヘルスデータサイエンス専攻 教授)
本協議会では、ヘルスデータに基づいてCKD関連データの可視化をはかることで、横浜のCKD患者の実態に迫り、重症化予防のための診療体制の構築や健保組合等と連携した積極的な受診勧奨実施、企業・産業医等に対する啓発に努めてまいります。ご指導とご協力につきまして、よろしくお願いいたします。
横浜市立大学プレスリリース:
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/20230721CKD.html
〇本学ホームページ(令和5年度慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業に採択)
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/20230508_cdk_tamura.html
〇厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30954.html
(2023/07/24 16:01)
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