CIRCLE INTRODUCTION サークル紹介

岐阜大学 ぎふ医療ケアサークル

岐阜大学 ぎふ医療ケアサークル

部員数
10名(医学科 6名、看護科 4名)
設立
2011年
部長
大久保 貴史(医学部医学科3年)
主な活動
  • 春に全国規模の地域実習を計画、主宰する
  • 多職種の医療系学生を集め、多職種交流会を開催する
  • 地域での実習に参加した学生に対し、情報提供や支援を行う
  • 地域の先生方の勉強会や地域で行われる実習の情報を学内及び学外に発信する

INFORMATION お知らせ

今年度も3月に実習を開催する予定であり、全国から応募があるものと思われる。施設により数名の受け入れができないところもあるが、例年開催させていただいている「揖斐郡北西部地域医療センター」では多くの参加者を受け入れていただいている。実習については1月末頃から募集する予定であり、興味のある方はご連絡いただきたい。

またメーリングリストではコアメンバーの他に地域医療に興味のある学生、多職種の学生が多数当サークルの主催するイベントや地域の先生方の勉強会、地域の実習の情報を受け取っている。メーリングリストの参加のみも大歓迎である。

直近では夏にサークル内から3名地域に実習に行った学生がいるので、10月をめどに学内で実習報告会を開催する予定である。またネットを使い、琉球大学地域医療研究会の方ともお互いの活動を共有しようと計画中である。

ACTIVITY REPORT 活動報告

避難所運営ゲームHUGを通して多職種連携を実践する

2016/6/29

避難所運営ゲームHUGを通して多職種連携を実践する

今年の春に一緒に実習した岐阜薬科大学の薬学生の方々と一緒に多職種交流会を企画した。避難所運営ゲームHUGは避難所の間取りや避難者の配置を実際に自分たちで紙の上で話し合って決めていくゲームである。ゲームの中で、例えば咳をしている人は校舎の教室に隔離した方が良いとか、薬を忘れた人にはどんな薬を飲んでいたか覚えている範囲で聞くとか、歩きにくいおばあちゃんは入り口の近くにするといった意見が聞かれた。

場所
岐阜薬科大学
参加者数
25人程度
実施対象
医療系学生

CIRCLE DETAILS サークル部長・部員からのコメント

サークルの特徴
春の実習では多職種の学生で2、3日を共に過ごす中で互いの専門性や視点の違いの気付くことができる。同時に夜の懇親会や地域散策など参加者が楽しめる内容を含んでおり、例年満足度の高い実習となっている。
多職種交流会は岐阜大学だけでなく、岐阜県にある様々な医療系の大学で開催した実績がある。過去には平成医療短期大学、サンビレッジ国際医療福祉専門学校、岐阜薬科大学で開催した。医学生、看護学生、薬学生、理学療法学生、作業療法学生、言語聴覚学生、介護・福祉の学生など様々な職種を学ぶ学生が交流会には参加している。
活動への想い
岐阜県は私の地元のように医師が不足している地域がたくさん存在している。しかし岐阜大学の多くの医学生は地域に一度も行くことなく、学生時代を終えてしまう。せっかく岐阜県にはたくさんの医師を求める地域が存在し、かつ医学生を温かく受け入れていただける地域があるのに、これではもったいない。私たちの活動によって、少しでも地域医療に興味があるという学生がいれば、自分が以前行ったことのある地域のことについて話し、可能であれば先生を紹介し、その学生に地域に実習に行ってもらうようにしている。
今後の目標
例を挙げると、今年このサークルに入ってくれた一年生の中に、私が雑誌に投稿したこのサークルの活動報告を読み、入学前からこのサークルを知ってくれていた。また昨年このサークルに入ってくれ二年生は私たちが先生方の勉強会にお邪魔した時に、高校生としてその勉強会に参加していて、私たちのことを覚えていてくれていた。地道な活動ではあるが、どんな活動でも続けることに意味があり、誰かが見ていてくれていると感じた。私たちは少ないコアメンバーの中で活動しているが、少ない人数の中でも年間の活動をしっかり維持していくことが重要であると思っている。
メッセージ
救急医療に魅力を感じる学生は多いが、地域医療に魅力を感じる学生は少ない。それはひとえに医学生にとって地域医療よりも救急医療の方が身近にあるからではないだろうか。大学の臨床実習で骨盤骨折で運ばれた患者さんが高度の医療によって一命を取り留める、そんな救急医療は魅力を感じやすい。一方、地域医療は実践されているのがもちろん大学の外であり、自分で進んでいかなければ、その現場を見る機会すらない。しかし少し考えればわかるように、超重症の骨盤骨折の患者さんより、高血圧と慢性腎臓病を持つおじいちゃん、原因不明の腰痛を持っているおばあちゃんの方が圧倒的に多い。地域で一人一人の患者さんを長期間見続けられる医師が求められている現代において、地域医療が果たす役割は極めて大きいと考える。地域に実習に行くことによって、地域医療がきっと魅力的に思えてくるだろう。