石黒直樹 医師 いしぐろなおき

愛知県医療療育総合センター

愛知県春日井市神屋町713-8

  • 総長

整形外科 外科 リウマチ科

専門

リウマチ・関節外科、軟骨代謝

医師の紹介

関節リウマチは、進行性かつ慢性に経過して最後には機能障害をもたらす疾患。しかし、今この概念は大きく変貌している。全てとは行かないまでも大部分の患者では病勢の進行を限りなく遅延させることができるようになってきた。つまり「病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態、または見かけ上消滅した状態」いわゆる寛解を達成できるようになったのだ。この「寛解」が現実の目標と石黒医師は言う。“寛解を目指す治療”代表される概念は非常に重要な意味を持ちます。ともすれば今までの治療では具体的な治療目標を持たず“以前より良くなった”という相対的尺度で疾患活動性を評価していました。どれほど良くなったのか?そして今の患者の疾患活動性は標準に照らし併せてどの程度なのか?それは将来に大きな障害をもたらさない程度に低い疾患の活動性状態なのか?それに答える尺度を持たずに治療していたのです。これでは厳密な治療が行える訳もなく、高い治療目標の設定も困難でした。治療目標の設定と共に標準化された尺度を持ち、必要な治療を実践することが重要であり、それ無しには治療目標の達成は困難です。我々はこの考えの基に治療を行っています」(石黒医師)
関節リウマチでは寛解という治療目標を掲げ、それを実現するように疾患活動性を標準化された指標で評価し厳密な管理を行うことにより、積極的治療を展開することを理想としている。従来の抗リウマチ薬(DMARDs)や、生物学的製剤を含む全ての治療薬がこの目標を達成するために「必要に応じて選択するようにしています。必要な患者に必要な時に適切な医療が提供すること、これが高い治療目標を達成する方法とおもいます」

診療を受けるには

現在外来診察は行っていない。

医師プロフィール

1980年 名古屋大学医学部 卒業
1990年 医学博士号取得
1990年 米国シカゴ ラッシュ大学留学
1995年 名古屋大学医学部整形外科講師
2000年 名古屋大学大学院医学研究科機能構築医学専攻、運動・形態外科学講座リウマチ学助教授
2001年 名古屋大学大学院医学系研究科機能構築医学専攻、運動・形態外科学講座整形外科学教授
2007年 名古屋大学医学部附属病院副病院長(兼務)
2013年 名古屋大学医学部附属病院病院長(兼務)、名古屋大学大学院医学系研究科総合医学専攻、運動・形態外科学講座整形外科学教授(専攻名変更)
現在に至る

所属学会

日本整形外科学会(名誉会員)、 日本リウマチ学会、 軟骨代謝学会(名誉会員)、臨床リウマチ学会(名誉会員) 中部リウマチ学会

主な著書

『診療ガイドラインUP‐TO‐DATE〈2012‐2013〉』(2012年メディカルレビュー社)
『内科学 第10版 』(2013年6月 朝倉書店)
『臨床医のための最新整形外科 (先端医療シリーズ)』(2013年8月 先端医療技術研究所)
『NSAIDsの選び方・使い方ハンドブック』(2010年 羊土社)
『今日の診断指針 第6版』(2010年 医学書院)
『整形外科専門医テキスト 』(2010年 南江堂)
『老いを内包する膝~早期診断と早期治療~』(2010年 全日本病院出版会)
『NSAIDsの使い方 コツと落とし穴 関節リウマチでの短時間作用型NSAIDsの使用』(2006年 中山書店)
(更新日:2023年8月23日)