栗山哲 医師 くりやまさとる

三穂クリニック

東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビル2F

  • 一般内科、腎臓・高血圧科、(循環器科、胃腸科、整形外科、肛門科など他の医師主体)
  • 院長補佐
  • 東京慈恵会医科大学・大学直属客員教授

腎臓内科 内科 内分泌科・糖尿病

専門

慢性腎臓病、高血圧、高尿酸血症、糖尿病腎症

医師の紹介

栗山哲医師は、臨床経験45年で三大慢性腎臓病の糖尿病性腎臓病、慢性腎炎、腎硬化症(高血圧性)をはじめ、高血圧症、高尿酸血症、痛風などのスペシャリスト。内科認定医、高血圧学会専門医FJSH・名誉会員、腎臓学会名誉会員、透析医学会元指導医・専門医など内科学を専攻し腎・高血圧領域の専門医資格を有し、現在でも痛風・核酸代謝学会評議員、J-CLEAR評議員など学会活動や講演も多い。慢性腎臓病は徐々に進行し、最終的に透析に至る患者さんも相当数であるから、早期発見と進行を遅延化させる治療戦略が非常に重要である。特に、この数年はRAS阻害薬に加えSGLT2阻害薬やMRAなど新規の腎保護薬も出現、それらを生活習慣修正とのバランスの上、集学的・統合的に適用し、慢性腎臓病の進行抑制を図る栗山医師の治療法は、評価されている。院長の三穂乙哉(総合内科専門医・スポーツ医)と栗山医師以外の非常勤医師は、慈恵医大外科・整形外科や済生会中央病院内科からの派遣医。

診療を受けるには

栗山医師の外来は、月曜の午後、火曜の午後、木曜の午後、土曜の午前(第1, 3週担当)である。予約は電話でも可能であるが、かかりつけ医として診察を受けることも可能。夏季・冬季休暇中など臨時担当枠もある(クリニックホームページを参照)。紹介状の有無は問わないが、セカンドオピニオン希望場合の前医療施設での情報は重要。慈恵医大、済生会中央病院、NTT東日本関東病院、など病診連携は蜜。

医師プロフィール

1978年 3月 東京慈恵会医科大学医学部専門課程卒業・第二内科大学院
1984年10月~1986年8月 米国New Jersey医科大学高血圧研究部門Dr. Abraham Avivに師事 (NY/NJ Affiliate Fellowship)
1985年 4月 医学博士(甲種)受領(宮原 正教授に師事)
1986年 8月 米国留学より帰国、東京慈恵会医科大学第二内科学教室助手
1991年 4月 東京慈恵会医科大学第二内科講師
1992年 4月 東京都済生会中央病院内科医長
1993年 4月~2013年3月 東京都済生会中央病院内科部長 
1998年 4月 東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科講師
1998年 8月 三穂クリニック勤務開始(非常勤)
1999年12月 東京慈恵会医科大学腎・高血圧内科准教授
2007年12月 東京慈恵会医科大学腎・高血圧内科客員教授 
2013年4月~2018年3月 東京国税局診療所・健康管理センター所長
2018年4月 東京慈恵会医科大学・大学直属客員教授と三穂クリニック内科・腎臓高血圧研究所長を兼務

所属学会

日本内科学会(認定医)、痛風・核酸代謝学会評議員、J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)評議員、日本腎臓学会名誉会員、日本高血圧学会専門医FJSH・名誉会員、日本透析療法学会元認定・指導医、日本医師会認定産業医、など

主たる受賞歴など:慈恵医大専門課程特待生、卒業時基礎賞(1978年)、腎臓学会優秀論文賞 (2014年)、痛風財団鳥居学術賞(2015年)、内科学会奨励賞 (2018年)、痛風・尿酸代謝学会最優秀論文賞 (2019年)および同・優秀論文賞 (2021年)など。その他、学会・医師会・製薬会社共催の講演会や研究会で発表・座長は多数。

主な著書

『腎臓の病気と診断されたら―不安解消!病気に打ち勝つ知識!!』(2014年ジェイワイエス)
『これでわかる腎性貧血の診かたと治療―ガイドライン活用の手びき』(2010年 南江堂)
『腎臓病診療ゴールデンハンドブック』(2009年 南江堂)
邦文・英文を合わせて筆頭著者の原著108編、共著120編、総説約180編。最近、東京薬科大・市田公美教授などとの尿酸代謝遺伝子関連の共同研究が国際的評価の高いAm J Kidney Dis (IF 10)に「Urate Transporter ABCG2 Function and Asymptomatic Hyperuricemia」(2022年)と題する原著論文として受理されたことは特筆される。
(更新日:2024年8月26日)